- 文●馬波レイ 編集●ハッチ
シティコネクションは2025年12月13日、東京・浅草橋ヒューリックカンファレンス ROOM0(ヒューリック浅草橋ビル3階)にて「シティコネクション20周年記念感謝祭」を開催した。
イベント名にあるとおり、これは同社の設立20周年を記念したユーザー向けイベント。これから発売される同社のタイトルをひと足先に試遊でき、また同社がIP(知的財産)を持つジャレコに関する展示やトークイベントが行われたこともあり、会場は大勢のゲームファンで賑わっていた。

シリーズ完全新作『じゃじゃ丸の百鬼夜行伝』をイベント中に発表!
一番のトピックはなんといっても最新タイトルの発表。同社代表の吉川延宏氏より発表されたその名は『じゃじゃ丸の百鬼夜行伝』(2026年発売予定、対応プラットフォーム未定)。そう、ジャレコを代表するシリーズのひとつ「忍者じゃじゃ丸くん」の完全新作だ。

「来場者の皆さんにだけ」とチラ見せされた開発中バージョンのムービーでは、見下ろし型のステージ内を猛烈な勢いで駆け抜けるじゃじゃ丸くんの姿が。周囲を取り囲むように迫る無数の妖怪たちを、バッタバッタと倒していく様子が確認できた。
気になるジャンルは敵を倒して自キャラを強くしていくハック&スラッシュ系のアクションゲーム。「タイトルごとにジャンルが変わるのがじゃじゃ丸くんシリーズ」と吉川氏が語るように、従来作とはまた一味違うじゃじゃ丸くんの活躍が見られそうだ。

開発は、前作『じゃじゃ丸の妖怪大決戦』を手掛けたシティコネクションの開発チームと、アメージングとの共同開発プロジェクトとのこと。
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◆忍者じゃじゃ丸くん 公式Xアカウント
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◆忍者じゃじゃ丸 ポータルサイト
https://ninja-jajamaru.com/jp/
ファミっ子垂涎の貴重な資料を大量展示、ジャレコ当時の開発者によるトークショーも
イベント会場内には、ジャレコ時代のポスターやパッケージ原画、開発資料などがところ狭しと展示され、来場者が自由に閲覧できた。「これ好きだったな!」というメジャータイトルから、「こんなのあったんだ!」なレアアイテムまでがズラリと並ぶ姿は壮観であった。








“壱木会座談会 in 20周年記念感謝祭”と題して実施された座談会では、ジャレコのタイトルに関わったレジェンド開発者たちが登場。1980~90年代に関わったタイトルの思い出や、当時の社内の雰囲気といったOBだから語れるエピソードを赤裸々に披露した。

今では(当時でも!?)完全にアウトな話題があった気もするが、それは会場で聞いた人だけのお楽しみということでご容赦を。ちなみに壱木会の名前の由来は、毎月第1木曜日に行われるジャレコOB会だから、とのことだ。

今後登場予定のタイトルラインナップの展示&試遊も
レトロゲームの復刻やリメイクを積極的に手掛けることで知名度を上げてきたシティコネクション。イベントにも、同社がこの先発売を予定しているタイトル(以下参照)が多数出展され、来場者は自由にプレイできた。

『RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers』(2026年3月19日発売)
『FZ: Formation Z』(2026年発売予定)
『ファイナルフォーメーション』(Nintendo Switchにて好評配信中、Steam版2026年発売予定)
『ジャレコレ ファミコン編』(Nintendo Switchにて各タイトル好評配信中)
『キャプテンフラッグ ~ミニとなる宿命(さだめ)のプロトタイプ~』(参考出展)
『シティコネクション』(アーケード/1985年)
『キメラビースト』(アーケード/未発売タイトル)
『ソルダム』(ファミリーコンピュータ/未発売タイトル)
『狼たちの野望』(ファミリーコンピュータ/未発売タイトル)





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