- 文●ハッチ

© Hotta Studio, a Perfect World company. All Rights Reserved.
2026年4月29日にHotta Studioが手掛ける基本プレイ無料の超現実都市オープンワールドRPG『NTE: Neverness to Everness』(NTE)が配信された。本作は“異象”と呼ばれる超常現象が日常的に起こる都市“ヘテロシティ”を舞台に、さまざまな事件を解決する。
Hotta Studioが手掛けた『Tower of Fantasy(幻塔)』はファンタジーよりな世界観だったが、本作は現代よりで街中を車やバイクで走り回るなど、よりカジュアルな作品になっている。
そんなNTEは、パストレーシングに対応し、GeForce RTX 5070以上またはGeForce RTX 4080以上と、ミドルハイ以上のGPUが必要で、配信初日にはGeForce RTX 5090でも重いと話題になった。アップデート後はパストレーシング適用の動作も緩和されたようだが、多くの人はハイエンドなビデオカードを搭載したPCを用意するのは難しい。
そこで、高コスパなRadeon RX 9000シリーズと、GeForce RTX 5060 Tiでどれぐらい快適に動作するのか試してみた。ゲームのバージョンは1.0.09での時で、グラフィックプリセットは最高画質。Radeonの方はFSR 3、アップスケーリング品質は“画質”、フレーム生成はオン。GeForceはDLSS 4x、アップスケーリング品質は同じく“画質”にして計測している。検証証環境と結果は以下のとおり。

|
検証環境 |
|
|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 9700X」(8コア/16スレッド、最大5.5GHz) |
| ビデオカード | ASRock「AMD Radeon RX 9070 XT Steel Legend 16GB」(16GB GDDR6)、ASRock「AMD Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」、ASRock「AMD Radeon RX 9060 XT Steel Legend 8GB OC」、Palit「GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB」 |
| マザーボード | ASRock「X870E Nova WiFi」(AMD X870E、ATX) |
| メモリー | CORSAIR「CMH32GX5M2B5200Z40K」(16GB×2、DDR5-5200) |
| ストレージ | Western Digital「WDS200T3X0E」(2TB、PCIe 4.0) |
| 電源ユニット | SUPERFLOWER「LEADEX PLATINUM SE 1000W」(80PLUS PLATINUM、1000W) |
| OS | Microsoft「Windows 11 Home」(25H2) |



今回使用したビデオカードは、いずれもパストレーシング、レイトレーシングが項目も表示されず、設定できない。そのうえでの最高設定だが、Radeon RX 9070 XTは3840×2160ドットの4Kでも平均110fps以上、1% Low Avarageも65.4fpsと60fpsを超えている。
ほんのたまに画面がカク付くこともあるが、十分及第点なので今後のアップデートや、重いマップなどが追加されたら、少し設定を下げるだけで遊べそうな印象だ。GeForce RTX 5060 Tiも、4Kで1% Low Avarageが32.5fpsと、30fpsを超え遊べなくはないといった数値で、まあまあ遊べる。
一方で、Raceon RX 9060 XTのVRAM 16GBは、まあ数値上はギリギリといったところだ。ただし、2560×1440ドットのWQHDでは、Raceon RX 9060 XTのVRAM 16GBの方が1% Low Avarageだと、GeForce RTX 5060 Tiよりも高い数値を示している。GeForce RTX 5060 Tiは、マルチフレーム生成で無理やり平均フレームレートを上げているといった印象なので、今後重いマップなどが追加されたら、ちょっと不安といった感じだ。
VRAM 8GBになると4Kではかなり重く、スローモーションになるので、やはりVRAMは8GB以上は必須だろう。WQHDになるとなんとか動いているが、8GBのモデルでは1920×1080ドットのフルHDで遊んでおきたいといったところだ。
価格面でいえば、「GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB」が実売9万5000円前後で、「AMD Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」が7万5000円前後となっているので、WQHD以下でより高コスパで遊ぶならRadeon RX 9060 XT 16GBの方が、検証時のバージョンだと有利といったところ。
Radeon RX 9070 XTは、SteelLegendで9万7000円前後。Challengerでは9万1000円前後と、GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GBよりも安価なので、9万円以上出せて価格と性能だけで選ぶならRadeon RX 9070 XTが好適かもしれない。

コメント