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Androidゲーム機が最も好適!?NTEをROG PhoneやiPhoneなど複数のモバイルデバイスでフレームレートを測定してみた

  • 文●ハッチ
iPhone 16 Proなどでゲームの動作を検証してみた

 2026年4月29日に配信されたばかりの超現実都市オープンワールドRPG『NTE: Neverness to Everness』(NTE)は、都市設定という既存のアニメーションRPGにはない世界設定や、遊びの幅の広さなどから人気を博している。

 本作は最近増えつつあるアニメーションRPGと同じく、PlayStaiton 5やPC、スマートフォンと幅広いプラットフォームに対応している。しかしながら、SNSではスマートフォンではよく落ちるなどの評価も散見する。また、かなり重く、バッテリー消費も激しいという声も。

 昨今、このようなコンシューマーゲーム機向けの買い切りゲームのようなタイトルを遊ぶには、普段使いのスマートフォンのバッテリーを消費させないため、Androidゲーム機という選択肢も生まれている。

 AYONEOなど中国の新興メーカーが、数多くAndroid搭載ゲーム機を出している。また、ゲーム機ライクという意味では、ハイエンドなスマートフォンにスマホ用のコントローラーを接続してプレイするという方法もある。そこで、今回はゲーム向けスマートフォンとして筆者が長年愛用してきたASUS「ROG Phone」シリーズや、iPhone 16 Pro、Androidゲーム機で動作を検証。その結果をご紹介したい。

※本検証は以前生放送した際のデータを元に作成している。検証結果は2026年5月中旬までのバージョンで検証しているので、バージョンによっては結果が異なる可能性があるので、あくまで参考値として欲しい。

目次

ROG Phone 8 ProやiPhone 16 Proは平均55fps以上で、そこそこ快適

 今回検証したのは、筆者が所持している歴代のROG Phoneシリーズと、編集部で所持しているiPhone 16 Pro、Androidゲーム機のONEXSUGAR SUGAR1を使用した。Qualcomm「Snapdragon 845」を搭載し、Android 9のROG Phone初代は非対応のため今回の検証から外している。

使用したデバイス

使用したデバイスの主なスペック

 また、2023年発売のSnapdragon G3x Gen1を搭載した「Razer Edge Wi-Fi」は、ゲームはインストールでき、起動はしたが、数分動かすと必ずのように落ちるので、今回の検証から除外した。配信したばかりのころは、スマートフォンでの動作で起動しない、すぐ落ちるの報告がSNSで相次いでいたので、ある程度高い性能を維持できるデバイスでないと安定した動作は厳しいのかもしれない。

 画質設定は「最高画質」など、各デバイスで設定できる最高設定にし、WeTest PerfDogでフレームレートを測定している。ちなみに、ROG PhoneはオーバークロックのXモード、iPhoneはゲームモードを有効にしている。

画像はiPhone 16 Proの場合。品質は「最高画質」、iPhoneはメタルFXを有効にしている。テクスチャーマッピングなどは「ウルトラ」に設定
WeTest PerfDogでフレームレートを測定

 ゲーミングスマートフォンのROG Phone 8 Proでは、平均61.4fpsと上限の60fpsに張り付いて誤差で1fps以上超えた数値になっているが、平均ほぼ60fpsで動作しているのが分かる。ただし、シーンによって瞬間落ちることがあるのか、1% Low Averageは21.6fpsとROG Phone 6にも負けている。

 ただし、ROG Phone 6は動作が悪かったため、一度初期化しているため、その分普段使いを続けているROG Phone 8 Proよりも余計なアプリの邪魔なく、最低フレームレートが高くなっていると思われる。

 iPhone 16 Proは平均57.2fps、1% Low Averageが15.3fpsと、こちらはやや最低フレームレートが低め。とはいえ、たまに画面がカク付くことがあったのだろうといった感じで、そこまでプレイしていて気になるほどではないので、おおむね快適と言ってよい。

 6年前に発売されたROG Phone 3になると、平均22.1fpsとかなり厳しく、オーバークロックしてギリギリ動いている感じ。それでも落ちないのだから立派だが、やはり検証できなかった「Razer Edge Wi-Fi」のように3年以上前のミドルクラスのモバイルデバイスだと、ちょっと厳しく最適化不足が伺える。

 今回の検証で最も良い結果だったのは、Snapdragon G3 Gen 3を搭載した「ONEXSUGAR SUGAR1」だ。1% Low Averageも50fpsを超え、瞬間的に落ちるシーンもなく、激しいエフェクトの戦闘シーンでも快適に遊べる期待感がある。NTEは、アクション性の高いゲームのため、画面に表示された仮想のゲームパッドより、物理的なゲームパッドがある方が操作しやすい。

 特に筆者的には車やバイクの操作は、走行スピードも速いため、仮想パッドだと操作しづらく感じた。ROG Phoneを挟んで使用するスマホ用ゲームパッド「ROG Tessen Mobile Controller」を使用したら、かなり操作しやすくなったので、スマートフォンを使って外出先などで快適にプレイしたい人は、試してみることをお勧めしたい。

「ROG Tessen Mobile Controller」での動作デモ

スマホとは別にAndroidゲーム機があると好適かも

 以上で簡単ではあるが、モバイルデバイスでの検証結果の紹介は終了したい。もちろん、配信初期のバージョンでの結果、最高設定での検証なので、今後最適化が進めばより軽くなる可能性もある。しかしながら、やはり普段使いでのスマートフォンでプレイするには、端末も熱くなり、バッテリー消費も激しいので、この手のアクション性が高く、長時間プレイしたいタイトルは、手元でプレイしたいなら高性能なSoCを搭載したAndroidゲーム機が望ましい。

「ONEXSUGAR SUGAR1」は画面サイズこそ、スマートフォンと大差ないが、物理ボタンがあるだけ操作し易い

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 ただし、数万円のレトロゲーム用のゲーム機だと、パワー不足になる可能性があり、10万円前後、それ以上の高性能デバイスが必要になるので、コスパという面では厳しいところ。

 とはいえ、Androidゲーム機は、Windows搭載のハンドヘルドPCよりも汎用性こそ乏しいものの、この手のゲームをプレイするだけの端末と割り切るなら、Windows搭載機よりもバッテリー駆動時間も長く、普段使いのスマートフォンのストレージや、バッテリーを消費することなく遊べる利点がある。気になる人は、購入を検討してみてはどうだろうか。

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