- 文●ハッチ

MSIは、2026年6月2日より台湾・台北で開催予定の世界最大級のIT・コンピューター関連の国際見本市「COMPUTEX 2026」にて、次世代オールインワンAIハブ「AI Jinni」を公開する予定と発表した。
「AI Jinni」は「誰でも簡単に扱えるAI」という設計思想のもと、クラウドコンピューティングの高い拡張性と、ローカルデータ主権の確保を高次元で融合しているとのこと。
1. 専用エージェントAIパートナー「LuckyClaw」
同社のマスコットキャラであるラッキーくんをモチーフとした専用のAgentic AIパートナー「LuckyClaw」は、柔軟なクラウドおよびローカルのアーキテクチャを活用。Web検索やドキュメント要約といった機能を備えたカスタマイズ可能なエージェントを管理し、Discord、Slack、Telegram、WhatsAppなどのコミュニケーションプラットフォームと直接連携するという。
さらに、内蔵された二重のセキュリティ機構により、安全性の高い運用を実現するとしている。

2. 100%ローカル処理と最高水準のプライバシー
オフライン前提(Offline by Design)で設計されたDocument AIおよびLocal Chatは、インターネット接続やトークン費用を必要とせず、すべての処理をデバイス上で完結する。これにより、100%ローカルで動作するRAG(Retrieval-Augmented Generation)ソリューションを実現し、データ漏洩のリスクを完全に排除。ユーザーは安心して最先端のオープンソースモデルを活用できるとしている。

3. 高度な統合機能:モデル評価およびスマートツール
また、4段階のモデル評価機能により、各モデルの生成速度(TPS)を自動的に測定し、最適な設定と標準化されたスコアを提供。これにより、デバイス間における公平かつ客観的なパフォーマンス比較が可能と謳う。
さらに、AI Jinniには、ほぼ遅延のないリアルタイム翻訳機能(Live Translation)が搭載し、言語の壁を越えた即時コミュニケーションを実現する。加えて、「Guidance AI」は従来の製品マニュアルに代わる、直感的な対話型アシスタントとして機能するとしている。

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