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マウスを差すUSBポートの位置で性能が変わる!?ASRock「Lightning Gaming Ports」の役割と意義を徹底検証

文●KTU(加藤勝明) 編集●ハッチ

 ゲームをプレイする際のマウスの役割は、プレイヤーの入力を可能な限り正確にゲームに伝えることだ。具体的にはマウスは「どのような操作をしたか」という情報を一定の頻度でPC側に送信する。

 この頻度は「ポーリングレート」と呼ばれ、少ないものでは毎秒最大125回(125Hz)、多いものでは最大8000回(8000Hz)に到達する。ポーリングレートが高いものほど、入力遅延の短縮や動きの精度向上が見込める。

 ポーリングレート8000Hzのマウスであれば最短でプレイヤーの動きをPCに届けられる(動きの分解能を示すCPIとは別の尺度の細かさ)ということになるが、どんな条件でもその毎秒8000回のデータ、つまり「マウスレポート」が出てくるかはセットアップ次第だ。

 特にマウス以外にもUSBを使うデバイス(WebカメラやUSB DAC等)は、マウスレポートの送信に強い影響を与える可能性がある。せっかく8000Hzで動くマウスでも、セットアップが悪くマウスレポートの到着にブレ(ジッター)が出て性能が出し切れない、ということは十分に考えられる。

今回検証に使用したCorsair製マウス(後述)では、同社製の設定ツール「iCUE」経由でポーリングレートを設定する。125Hz〜8000Hzまで7段階に設定できるが、今どきのPCであればあえて遅く設定する理由はない

 ASRockが同社製マザーボードに搭載している「Lightning Gaming Ports(以降LGPと略)」は、高ポーリングレートマウスが発するレポートにおいて、ジッターの発生を防止しマウスの機能を最大限引き出すための機能だ。ただ注意点として、LGPはマウスの性能以上の反応速度を得たり、ゲームの反応が無条件に向上したりするようなことはない。

 本稿では、前回行った「Lightning Gaming Ports」(https://leveluplogy.jp/archives/39105)の内容をさらに深掘りし、検証を通してその効果について紹介していく。

 高ポーリングレートのマウスの性能を100%引き出し、USBの渋滞によるワーストケースを回避させるための技術で、結論から言うと以下のような利点がある。

・マウスとキーボードを黄色いUSBポートに直接接続するだけ
・物理的に異なるUSBコントローラーへの接続ができるので、USB渋滞を回避しやすい
・ひと目で正解のポートが分かる「わかりやすさ」が本質的価値
・USBキャプチャーやWebカメラはUSB 3.0接続がオススメ

 そしてLGPの真価を引き出すには当然ある程度の条件が必要になる。この記事ではLGPを技術的な側面から深掘りするので、より詳しく知りたい人は以降を参考として欲しい。

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