本サイト「LevelUp Logy」は、“スマートフォンやパソコンでゲームを快適にプレイするには?”をテーマに、ゲーム向けのハードウェアやゲームの最新情報、お得な情報をお届けするニュースメディアです。

見た目はRay-Ban、頭脳はAI──Meta AIグラス日本で5月21日より発売

  • 文●ハッチ

 MetaとEssilorLuxottica(エシロールルックスオティカ)は、本日Ray-Ban MetaおよびOakley Metaを2026年5月21日より日本で発売すると発表した。ラインアップはRay-Ban Meta(Gen 2)、Ray-Ban Meta Optics(Gen 2)、Oakley Meta HSTN、Oakley Meta Vanguardの4製品。

 価格はRay-Ban Meta(Gen 2)が7万3700円から、Ray-Ban Meta Optics(Gen 2)が8万2500円から、Oakley Meta HSTNが7万7220円から、Oakley Meta Vanguardが9万6580円からとなっている。

 今回の発表に伴い、同社は都内にて発表会を実施した。発表会では、まずEssilorLuxottica 日本、韓国および東南アジア統括 シニア バイス プレジデントのオリヴィエ・シュパン氏が、会社の紹介を行った。

 MetaとEssilorLuxotticaによるAIグラスは、これまでに数百万本が販売されている。グローバル展開をさらに拡大することで、ビジョンケアおよびウェアラブルテクノロジーの未来を形作るパートナーシップをさらに進化させるとしている。

オリヴィエ・シュパン氏

 EssilorLuxotticaは、世界最大のアイウェア企業。2000年にニコンに出資を行い、筆頭株主となっている。そして眼鏡レンズ事業における合併会社ニコン・エシロール株式会社を東京に設立し、長期にわたりレンズ技術の提携を行っている。また、2018年には福井県にある福井めがね工業株式会社に投資、2024年には株式会社和真を統合している。 

 同社は、日本は伝統と現代が融合し、その品質と職人技の高さで評価されていて、世界中のコレクションに影響を与えている。そうした品質、精度、細部へのこだわりを重視し、投資によって日本の職人技を未来に継承し、世界に紹介できるようにするためでもあると語った。

 次にEssilorLuxottica チーフ デザイン オフィサーのマッテオ・バティストン氏が登壇し、AIグラスのコンセプトについて語った。

マッテオ・バティストン氏

 マッテオ・バティストン氏は、設計・エンジニアリングから製造、処方、販売、アフターサービスに至るまで連携し、途切れのないスムーズな体験を提供していくと語った。

 Ray-Ban Meta (Gen 2)は、1200万画素の超広角カメラを搭載し、高解像度の写真撮影や3K Ultra HDの動画撮影が可能となっている。最大8時間駆動のバッテリーにより1日中快適に利用でき、周囲の音を遮断しないオープンイヤースピーカーで高品質な音楽再生や通話を楽しめる。

Ray-Ban Meta (Gen 2)

 ハンズフリーでの通話やメッセージ送信にも対応し、さらに「Hey Meta…」と話しかけることで、Meta AIにより、リアルタイムの提案や回答を得られる。一部、他国で利用できて、日本では利用できないものもあるが、今後順次展開されるものもあるとのこと。

 本機はサングラスおよびオプティカルのモデルを取りそろえている。サングラスモデルとしてはWayfarer(ウェイファーラー)、Skyler(スカイラー)、Headliner(ヘッドライナー)の3スタイルを展開。幅広いカラーのレンズがラインナップし、サングラスレンズ、クリアレンズ、偏光レンズ、Transitions Gen S調光レンズなど、昼夜を問わずシームレスに利用できる。

サングラスモデルは3スタイルで展開
主なスペック

 また、度付きレンズ対応のオプティカルモデル、Ray-Ban Meta Blayzer Optics(ブレイザー オプティクス)、および、Ray-Ban Meta Scriber Optics(スクライバー オプティクス)も展開する。

オプティカルモデルは2スタイル
主なスペック

 新たに登場したこれらのOpticsフレームは、一日中快適に着用いただけるよう軽量かつスリムな設計で、交換可能なノーズパッドや調整可能なテンプルチップなど、カスタマイズ性が高められている。さらに、可動域が10度拡張されたヒンジ構造や、ワンタッチでMeta AIを起動できる専用アクションボタンを搭載し、機能へのアクセスやコンテンツ撮影がさらに容易になるとしている。

 Oakley Metaからは、HSTN(ハウストン)およびVanguard(ヴァンガード)の2モデルをラインナップし、パフォーマンス領域におけるアスレチック・インテリジェンスを提供する次世代AIグラスを展開する。

Oakley Meta HSTN
主なスペック
Oakley Meta Vanguard
主なスペック

 Oakley Meta HSTNは、大胆なデザインと先進技術を融合し、1200万画素カメラとオープンイヤースピーカーをフレームに内蔵。IPX4の防水性能を備え、さまざまなシーンでの使用に対応する。モデルによっては、コントラストを向上させるPRIZMレンズを搭載する。

 Oakley Meta Vanguardは、動きや持久性を重視した設計で、リアルタイムデータの活用を通じてパフォーマンス向上をサポートする。122度の視野角を持つ1200万画素カメラや、風切り音を低減する機能を備えた高音量のオープンイヤースピーカーを搭載。

 ランニングやサイクリングなどのトレーニング中でも集中を維持しやすい設計で、IP67の防塵・防水性能により、過酷な環境下での使用にも対応する。いずれのモデルも、多様なカラーバリエーションとレンズの組み合わせにより、幅広いカスタマイズが可能としている。

発表会ではMeta日本法人Facebook Japan代表取締役 味澤将宏氏も登壇し、トークショウを実施。味澤氏は、日本でのAI戦略を進めるうえで、今回の発表は非常に大きなマイルストーンになると語った

 実際に会場で、今回のAIグラスを試遊できた。普段筆者は眼鏡を常に使用しているが、ディスプレイがある製品ではないため、普段使いの眼鏡と変わらない装着感だと感じた。実際に言われるまでAIグラスだとは気づかれないデザインとなっている。

正面の左右にカメラが内蔵されているが、言われないと気づかないほどにデザインに浸透している

 AIグラスはスマートフォンに接続して使用する。日本語に対応し、どの言語で使用するかは、事前に設定しておく必要があるとのこと。日本語で「Hey Meta 写真を撮って」と伝えると、自動的に写真を撮影し、スマートフォンに保存される。動画もまた同じだが、「Hey Meta 動画を録って」と伝えた後に、「Hey Meta 撮影を止めて」と伝えても、動画の撮影が止まらなかった。

会場には、試遊のためのアイテムがいくつか置かれていた

 スタッフによると、AIは学習によって精度が向上するとのこと。ただ、最初に“動画”という単語を口にしたためか、“撮影”というキーワードをAIが静止画として認識していたのかは定かではなかった。この辺りは、会話を重ねることで、自分に合わせて使い勝手が向上するのかもしれない。

 また、動画撮影以外にも、視界に入った英語などを翻訳し、籠に入ったフルーツを見ながら、どういった料理が想定できるかなどと質問すると、日本語に回答してくれる。さらに、音声操作のみならず、右側のツルの上にはボタンが1つあり、これを押すことで撮影が可能。

 ツルの側面を押すと音楽が再生でき、スワイプすると音量調整ができ、再度クリックで停止するといった操作も可能だった。

 そのうえで、今夏には日本語対応のライブ翻訳機能も追加され、LINEとも連携する機能も追加されるとしている。手を使わないで疑問に思ったことがあれば、すぐにAIに質問する、見た情報を共有するという点では、競合他社と同様の方向性ではあるが、Ray-BanやOakleyのデザイン性と、日本の技術を生かした品質は秀逸だ。

 AI機能の精度などは、長く使って競合と比較しないと何とも言えないが、今後の機能追加にも期待していきたい。

●関連サイト

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次