COMPUTEX 2026のFSPブースでは、3300Wの電源ユニットや、AIソリューション向けの水冷クーラー、さまざまなPCケースなどを展示していた。

3300WのATX3.1 電源ユニット「CANNON PRO 3000W」は、従来のシリコン素材と比べて発熱が低減し、電源変換効率が向上するGaN(窒化ガリウム)を採用した部品を使用し、94%の超高い変換効率を実現すると謳う。
また、Triple Transformer Designを採用し、負荷を分散し、発熱を抑制した高い信頼性と安定動作を提供するとしている。135mmのFDBファンを搭載。サイズは200×150×86mm。80PLUS Platinumに対応。
ケーブルは12V-2×6ケーブルが6本、PCIe 6+2ピンが3本、PCIe 8ピンが12本、SATAケーブルが10本などと充実している。ほかにも昨年のCOMPUTEX 2025にて出展していた、ATX 3.1に対応したSFX電源ユニット「DAGGER PM」シリーズの新モデルや、既存のVITA PMシリーズなどの電源ユニットも多数展示されていた。


ワークステーション用や、270°ピラーレスケースなどを展示
U530-Bは、E-ATXに対応したウルトラタワーケース。高密度な防音材を採用し、チップダストフィルターを2枚付属。騒音を低減した集中的なエアフローを実現するファンシュラウド付きのフロントファンを採用する。安定性を確保するグラフィックカードホルダーも付属する。

カラーはブラック。サイズは473×230×490mmで、USB3.0 Type-A×2と、USB Type-Cポートを備える。CPUクーラーの高さは175mmまで対応。GPUホルダー使用時は375mmまでのビデオカードが使用できる。拡張スロットは7スロット。
側面に120mmのファンがあるが、140mmのファン×3または360mmラジエーターも搭載可能。リアには120mm×1で、140mmファンにも対応する。
そのほか、最近増えている270°のパノラマビューのピラーレスケースである「M581」や、「M381」、E-ATX対応のワークステーション向けの「U661」というケースなども置かれていた。
M581は、マザーボードサイドのファンブラケットが回転式で、角度を付けてビデオカードなどに直接風を当てるなどができる。また、サーマルARGBシステムを採用し、シャーシの温度に応じてLEDの色が青から赤に変化するという。さらに、リアのファンの下には、温度をリアルタイムに表示するディスプレイが搭載されている。



久しくFSPのPCケースは、国内販売がないため、まだ発売日などは明らかになっていないが、こうした新製品の国内販売もあるかも注目していきたい。
ハードウェアの状態を監視できる水冷クーラーなども展示
また、ウォーターブロックに搭載されたLCDには、ハードウェアの状態を監視したり、GIFアニメーションが表示したりができる「AL36」や、ファンの中央部と側面にインフィニティーミラーを採用し、ウォーターブロックには冷却液の温度を表示する「AD36」。デイジーチェーンでファンを接続し、3-in-1で使用できる「CF36A」といった水冷クーラーなども展示されていた。






また、6本のヒートパイプを使用した銅製ベースを搭載する、デュアルタワーヒートシンクと、28mm厚の大型な130mmファンをデュアルで備えた「MP9」や、上部にディスプレイを搭載し、温度表示が可能な昨年のCOMPUTEX 2025でも展示していた「ND5」といった空冷クーラーも見ることができた。
電源ユニットは、今までの経験上壊れたことがないメーカーを選ぶといった人もいるなか、OEM先にも選ばれるFSPの信頼度は高い。最近は各メーカー、扱うジャンルが増えてきているようにも思えるが、やはり同じメーカーパーツで揃えたいといった人も一定以上いる。
電源ユニットは長年FSPなので、PCケースもCPUクーラーもFSPで、と考えている人などは、FSPの公式SNSなどをフォローして、今後の国内展開情報もチェックしておこう。

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