- 文●ハッチ
レースシーンはリアル!コース事情なども考えると、より面白い
レースシーンは非常にリアルで、馬を走らせている時はコントローラーも振動する。画質に関しても昔のポリゴンのような感じもなく、Unreal Engine 5による高品質な3D映像は本格的だ。G1などの重賞は、観客席が満員の様子も再現され、歓声もあってレースを盛り上げてくれる。
ちなみに、視点は1人称とジョッキーカメラ、3人称視点の3つから選べる。設定で変更できるほか、レース中にも上ボタンで変えられる。

レースでの操作は、タイミングを合わせてYボタン(Xboxコントローラーの場合)でスタートし、加速してポジション取りをする。速度が黄色より赤に近づくと、スタミナだけでなくスプリントが減っていくので、スタートから300m過ぎからスピードを落としていきたい。
ただし、逃げ馬や先行馬は、先手を取りたいが競ってくる馬がいた場合は、1~2割スプリントを使ってでもハナを切ることも考える必要がある。

道中は速度を緑に合わせると足を溜め、スプリントを増やす。馬には逃げ、先行、差し、追い込みとタイプがあり、馬名の横にある△マークで得意戦術が分かる。

ちなみに、△の濃さで得意の度合いが分かり、やや薄いマークもあり、2つ得意タイプがある馬もいた。道中このタイプに合った位置にいないと、モチベーションが下がる。モチベーションが低いと速度が最高速に上がる時間がかかる。
そのため、道中速度を少し上げてポジションを取るための反応も悪くなるため、モチベーションは50前後を維持していく必要もある。最適解かどうかは分からないが、残り400mまではスタミナを残し、400mを過ぎたあたりで肩鞭入れて追い出して、通常鞭でモチベーションを100まで持っていく。
あとはモチベーションが落ちそうなタイミングで通常鞭を入れて、速度を可能な限り維持しながらゴールを目指すといった感じだ。
競馬を知っている人には釈迦に説法だが、枠順も重要だ。レース場によって最初のコーナーまでの距離、角度により、枠は内が有利なのか外が有利なのかも考えると、レースでの幅が広がる。
たとえば、中山競馬場・芝1600mのターコイズステークスは、外回りコースで高低差5.3mの最高地点からスタートする。最初の2コーナーまでの距離が約240mと短く、外枠に入った馬は外々を回されることが多いので、多頭数だと不利。
そのため、外枠に入った場合、できるだけ内に入るかどうかを検討する必要がある。スタートが決まって、内に進路が取れればベスト、最後の直線は310mと短いため4コーナーに入る前のスタミナ、スプリントの残量、道中の位置から早めに仕掛ける必要もあるかも。


まだまだ、検証は足りていないが、どんな脚質でも最後にいてスタミナ残して、最後の直線を加速すれば勝てる、大逃げはできないなどのSteamレビューもあったが、そんなことはない。
展開やコース次第で前が空かないこともあるし、馬によっては加速力が低くて、後ろからだと届かないこともしばしば。大逃げ気味に逃げても、展開次第では勝利もできるが、天皇賞(秋)のパンサラッサみたいな逃げで残したいなー。そんな、乗り方にこだわると面白い。
逃げでスタミナがやや足らない場合は、引き付けながら速度を緑でキープし、後ろの馬をブロックして前に出さなければスタミナ温存にもなる。そうした、立ち回りを都度考えながらだとレースの幅も広がるかも。
ゲームという性質上、内を回って距離ロスを減らしてスタミナを温存したいところだが、外枠でスタートが遅れれば内に進路が取れない場合もあるので、臨機応援に対応するところはリアルなジョッキー体験と言えるかもしれない。

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