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RTX 5080まで対応!最新の小型ゲーミングPC「ROG NUC(2025)」をASUSが発表

  • 文●ハッチ

 ASUS JAPANは2025年10月8日にメディア内覧会を行い、小型ゲーミングPCのROG NUC(2025)の2025年版を発表した。本製品はCPUにインテル Core Ultra 9シリーズ、GPUはGeForce RTX 5060/5070/5070 Ti/5080のラインアップがあるという。

 発表会での展示機のスペックは、CPUがインテル「Core Ultra 9 275HX」(8コア/16スレッド、最大5.4GHz)、NVIDIA「GeForce RTX 5080 Laptop GPU」、16GBメモリー(DDR5-6400)、2TB SSD(PCIe 4.0)。無線LANはIntel Killer Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応する。詳細なラインアップとリリース日などについては、後日発表されるとのこと。

展示機のスペック

 同社は元々インテルが自ら販売していた101.6×101.6mmサイズの小型なマザーボードによるフォームファクターからなる製品「NUC」を、2023年の10月に引き継いでいる。NUCには、ホームビジネスやサイネージなどのビジネス用途で使うミニPCのほか、メモリーやストレージは自分で購入したものを搭載するベアボーンキット、産業用の小型PCとさまざまなラインアップがある。

 そのなかで、ゲーミング用途の高性能なモデルがROG NUCとなる。今回発表された製品は、そのROG NUCのアップデート版となっている。横置きで手の平サイズの他のNUCと異なり、ROG NUCは縦置きでインターフェースも高速なものも備え、小型の割にはポート数も多い。

 それでいながら、ノートPCやデスクトップPCに比べ、フットプリントは小さく省スペースで活用でき、かつPCゲームが快適にプレイできる性能を有しているのが特徴だ。

製品の立ち位置と仕様の違いの比較
PlayStation 5やXbox Series|Xよりも小さい3Lのサイズ

 ROG NUC 2025は、容量が2倍に拡張したデュアルべーパーチャンバーにより、CPU冷却効率は60%向上。最大130WのCPUと、最大240WのGPU熱を難なく処理し、330Wの外部アダプター駆動で、高負荷時も安定した性能を保証するとしている。

 また、RTX 50シリーズのGPUを搭載するため、DLSS 4やNVIDIA Reflex 2で高いリフレッシュレートと、レイテンシーの削減が行なえる。さらに、AI搭載シェーダーのRTX Neural Shadersによりビジュアルが向上、RTX Neural Facesによる生成AIで、高品質で安定したデジタルの顔が生成できるとしている。

 映像はHDMI 2.1×2、DisplayPort 2.1×2、Thunderbolt 4を介して最大5台のディスプレイに出力が可能。5Kおよび8K(最大8K@240Hz)をサポートし、コンパクトなフォームファクターで、ゲームプレイや、ストリーミング、コンテンツ制作が行なえると謳っている。

インターフェース
右側面には大きくROGのロゴが描かれていた

 加えて、ケースのネジは手で回せるため、ドライバーレスで取り外しができ、モジュールに簡単にアクセスできるとしている。

メモリーやストレージの入れ替えや拡張は、簡単にできるようだ

 また、会場にはWi-Fi 7対応のデュアルバンドゲーミングルーター「ROG STRIX G5-BE7200X」も展示されていた。近日のリリースが期待されるので、続報を待とう。

「ROG STRIX G5-BE7200X」は、2.4GHz帯と5GHz帯を同時通信可能なデュアルバンド対応のゲーミングルーター。四角いボックスタイプだがアンテナは8本内蔵されている。10GbpsのWANと、2.5GbpsのLAN×1、1GbpsのLAN×4、USB 3.2 Gen 2ポートも1基備える

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