- 文●藤田 忠 編集●ハッチ
気になるゲームタイトル盛りだくさんで熱気に包まれている東京ゲームショウ 2025だが、ホール9のゲーミングハードウェアコーナーからも、かなり熱気が溢れている。そんなコーナーの気になったブースやデバイスを紹介していこう。

EPOMAKERやKeychronといったキーボードメーカーにも注目
海外メーカーのキーボードやゲーミングデバイスを数多く輸入販売している「ふもっふのおみせ」(09-E29)。FPSゲーマーのための自社開発イヤホン「DETECT」の販売や、LUMINKLEY、LAMZUなどの海外ゲーミングデバイスを取り扱っているHID-Labs(09-E12)などに加え、中国、香港を拠点とするEPOMAKER(09-C25)、iQunix(09-C14)、Keychron(09-C05)といったメーカーもブースを出展していた。
ふもっふのおみせ:https://www.fumo-shop.com/
HID-Labs:https://hid-labs.com/
EPOMAKER:https://epomaker.jp/ja
iQunix:https://iqunix.com/
Keychron:https://keychron.co.jp/




『ハイキュー!!』とのコラボ製品ページ:https://www.fumo-collection.com/pages/haikyu?srsltid=ARcRdnrWjkSyRNqnCTZmD1nLDTYbXFOVm5uTl2HQPepf_27F8JOfHbME
気になる、触りたいアイテムが多すぎて困るHID-Labsブース
HID-Labsは株式会社ビーエリアが運営する2018年に設立されたブランド。マウスやキーボード、トラックボール、コントローラーなどを扱う。高級キーボードブランドの「LUMINKLEY」などの製品が展示されていた。
HID-Labs:https://hid-labs.com/




中国発のメカニカルキーボードメーカーEPOMAKER

EPOMAKERは、中国を拠点とするキーボードメーカーで、国内ではAmazon.co.jpを中心に販売を行っている。磁気スイッチ搭載のラピッドトリガー対応60%キーボードで7104円(9月28日時点のAmazon.co.jp価格)「EPOMAKER AULA WIN60 HE」など、コスパ優秀な製品を展開している。
EPOMAKER:https://epomaker.jp/ja

持ち運べるコンパクトな40%レイアウトに、Bluetooth、2.4GHzワイヤレス(技適認証取得)、Type-C接続への対応、ホットスワップ、RGBバックライト、柔軟なキーマッピングが可能なVIA対応などを備え、価格は1万4281円とお手ごろな「TH40」。
アルミキーがハの字に並ぶ、アリス配列を採用した高級感溢れるアルミキーボードの「Tide Alice」など、見て触ると欲しくなるキーボードがいっぱいだ。


iQunixが東京ゲームショウ 2025に初出展

中国が拠点となるメカニカルキーボードメーカーのiQunixが、単独で東京ゲームショウにブース出展していた。ふもっふのおみせを運営する株式会社フェルマーが国内正規代理店で、Amazon.co.jpを中心に、一部モデルはビックカメラでも扱っている。
フェルマー:https://fermat.biz/


好みのキーボードが見つかるだろうKeychronブース

The Verge、Forbes、TechCrunch、AppleInsiderといった海外著名メディアからも高い評価を受けている香港を拠点するキーボードメーカーのKeychronもブースを出展していた。7000円を切る手にしやすい価格で、持ち運べるコンパクトサイズと薄さに、Bluetooth、2.4GHz、Type-C接続に対応するとあって人気となっている「B1 Pro」など、同社キーボードが多数展示されていた。
Keychron:https://keychron.co.jp/

国内正規代理店があり、Amazon.co.jpのほか、ビックカメラ、ヨドバシカメラでも販売されており、「B1 Pro」などの一部製品は、店頭にも在庫されている。ブースでは、そんなKeychronキーボードをじっくり触れることができた。






あれもこれも欲しくなったKeychronブースで、さらに心惹かれたのが、今回発表されたトラックボールデバイスの「Nape Pro(仮)」だ。
ギズモード・ジャパン編集部員 網藤(あみとう氏)氏の個人開発からスタートしたデバイスになるが、Keychronとのコラボレーションによって製品化へと進んでいる。「Nape Pro(仮)」製品モデルは、モックの状態だったが、素直に欲しいと思えるデバイスとなっていた。


「Nape Pro(仮)」は25mmサイズのトラックボールを中央に配し、両サイドに計6ボタンを搭載する形状になっている。キーボードの手前に置くことで、親指でカーソル、クリック操作を実現する。
そのうえ、本体向きは8方向に対応予定とのことなので、左手デバイスとして使ったり、手に持って操作したり、したいと思った使い方を実現できそうだ。


気になるのは販売時期だが、まずは10月末から11月頭にクラウドファンディングを予定しているとのこと。気になる人は、Keychron.JPや、ギズモード・ジャパンのSNSなどをフォローしておこう。
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