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沼にハマると大変!キーボードメーカーも多数出展、GIZMODOコラボのトラックボールデバイスに注目だ【東京ゲームショウ2025】

  • 文●藤田 忠 編集●ハッチ

 気になるゲームタイトル盛りだくさんで熱気に包まれている東京ゲームショウ 2025だが、ホール9のゲーミングハードウェアコーナーからも、かなり熱気が溢れている。そんなコーナーの気になったブースやデバイスを紹介していこう。

中、小のブースが詰まっているTGS 2025のホール9
目次

EPOMAKERやKeychronといったキーボードメーカーにも注目

 海外メーカーのキーボードやゲーミングデバイスを数多く輸入販売している「ふもっふのおみせ」(09-E29)。FPSゲーマーのための自社開発イヤホン「DETECT」の販売や、LUMINKLEY、LAMZUなどの海外ゲーミングデバイスを取り扱っているHID-Labs(09-E12)などに加え、中国、香港を拠点とするEPOMAKER(09-C25)、iQunix(09-C14)、Keychron(09-C05)といったメーカーもブースを出展していた。

ふもっふのおみせ:https://www.fumo-shop.com/
HID-Labs:https://hid-labs.com/
EPOMAKER:https://epomaker.jp/ja
iQunix:https://iqunix.com/
Keychron:https://keychron.co.jp/

ふもっふのおみせ。先行展示された「赤見かるび」とのコラボモデルなど、多くのコラボ製品を眺められる
4かるび姫監修のキーボード。Fキーには、ハンバーガーやドリンク、ポテトが描かれており、それぞれの大きさや量が異なっている
9月25日から予約が開始されたアニメ『ハイキュー!!』とのコラボ製品を展示中。「烏野高校」と「音駒高校」モデルがある

『ハイキュー!!』とのコラボ製品ページ:https://www.fumo-collection.com/pages/haikyu?srsltid=ARcRdnrWjkSyRNqnCTZmD1nLDTYbXFOVm5uTl2HQPepf_27F8JOfHbME

気になる、触りたいアイテムが多すぎて困るHID-Labsブース

 HID-Labsは株式会社ビーエリアが運営する2018年に設立されたブランド。マウスやキーボード、トラックボール、コントローラーなどを扱う。高級キーボードブランドの「LUMINKLEY」などの製品が展示されていた。

HID-Labs:https://hid-labs.com/

欲しいと感じる製品がいっぱい。65%、分割スペースキーのLUMINKLEY「Magger Ultra JIS」
カッコいいESPTIGER「SAMSARA」。発売時期、仕様未定となっている
セラミックマウスパッド「Cerapad」を開発、販売するTJ Exclusive。龍が描かれた大判マウスパッドなどが参考展示されていた
LAMZUのプロトタイプで、マウスにワイヤレス給電を可能にするシステム。充電不要でマウスを連続使用できるという

中国発のメカニカルキーボードメーカーEPOMAKER

 EPOMAKERは、中国を拠点とするキーボードメーカーで、国内ではAmazon.co.jpを中心に販売を行っている。磁気スイッチ搭載のラピッドトリガー対応60%キーボードで7104円(9月28日時点のAmazon.co.jp価格)「EPOMAKER AULA WIN60 HE」など、コスパ優秀な製品を展開している。

EPOMAKER:https://epomaker.jp/ja

おもにAmazon.co.jp(Epomaker-JPストア)で販売。現在、国内代理店は無いが、会場ブースのスタッフは日本語で対応でき、カタログも日本語で用意されていた

 持ち運べるコンパクトな40%レイアウトに、Bluetooth、2.4GHzワイヤレス(技適認証取得)、Type-C接続への対応、ホットスワップ、RGBバックライト、柔軟なキーマッピングが可能なVIA対応などを備え、価格は1万4281円とお手ごろな「TH40」。

 アルミキーがハの字に並ぶ、アリス配列を採用した高級感溢れるアルミキーボードの「Tide Alice」など、見て触ると欲しくなるキーボードがいっぱいだ。

即欲しくなった「TH40」。パープルカラーのほか、ブラックも販売中。好みのキーキャップにするなど、カスタマイズのベースにも良いかも
使ってみたくなるデザイン、打鍵感だった「Tide Alice」。現在、Amazon.co.jpでの取り扱いはなかったので、EPOMAKERのウェブサイトから購入する必要がある

iQunixが東京ゲームショウ 2025に初出展

 中国が拠点となるメカニカルキーボードメーカーのiQunixが、単独で東京ゲームショウにブース出展していた。ふもっふのおみせを運営する株式会社フェルマーが国内正規代理店で、Amazon.co.jpを中心に、一部モデルはビックカメラでも扱っている。

フェルマー:https://fermat.biz/

国内で取り扱いがない75%レイアウトのアルミニウムロープロファイルキーボードに「Magi 75」に惹かれた。macOS向けのキー配列モデルも多いのでMacユーザーは注目かも
面白い形状のマルチメディアキーを備えた「Pro」モデルも良さげだった

好みのキーボードが見つかるだろうKeychronブース

 The Verge、Forbes、TechCrunch、AppleInsiderといった海外著名メディアからも高い評価を受けている香港を拠点するキーボードメーカーのKeychronもブースを出展していた。7000円を切る手にしやすい価格で、持ち運べるコンパクトサイズと薄さに、Bluetooth、2.4GHz、Type-C接続に対応するとあって人気となっている「B1 Pro」など、同社キーボードが多数展示されていた。

Keychron:https://keychron.co.jp/

ブース正面には、目を引く超巨大キーボードが展示されていた

 国内正規代理店があり、Amazon.co.jpのほか、ビックカメラ、ヨドバシカメラでも販売されており、「B1 Pro」などの一部製品は、店頭にも在庫されている。ブースでは、そんなKeychronキーボードをじっくり触れることができた。

75%レイアウトのシザースイッチキーボード「B1 Pro」。コスパ抜群の薄型コンパクトキーボード
日本市場をしっかりと考えており、ひらがな刻印のない日本語配列モデルも用意する。また、OSを選ばないキー配列なのも良いところ
「B1 Pro」のキー刻印は印刷とのことだが、シールを貼ったような見た目なのが、ちょっと残念かも
75%ワイヤレスキーボードとなる「K2 HE」やロープロファイル仕様の「K3 Max」
ホール効果磁気スイッチやオールアルミボディ、1000Hzポーリングレートなどといったスペックを備えている「Q1 HE」。価格は4万4990円。TGS会場では20%オフだったので、買うか!?と衝動買いしそうになったが、グッと我慢した

 あれもこれも欲しくなったKeychronブースで、さらに心惹かれたのが、今回発表されたトラックボールデバイスの「Nape Pro(仮)」だ。

 ギズモード・ジャパン編集部員 網藤(あみとう氏)氏の個人開発からスタートしたデバイスになるが、Keychronとのコラボレーションによって製品化へと進んでいる。「Nape Pro(仮)」製品モデルは、モックの状態だったが、素直に欲しいと思えるデバイスとなっていた。

個人開発デバイス「Nape」をベースに、Keychronとギズモード・ジャパンが共同開発。秀逸デバイスに進化確定か
「Nape Pro(仮)」製品イメージ。ウェブベースソフトウェアで、自由にキー割り当てが可能になる予定

 「Nape Pro(仮)」は25mmサイズのトラックボールを中央に配し、両サイドに計6ボタンを搭載する形状になっている。キーボードの手前に置くことで、親指でカーソル、クリック操作を実現する。

 そのうえ、本体向きは8方向に対応予定とのことなので、左手デバイスとして使ったり、手に持って操作したり、したいと思った使い方を実現できそうだ。

BOOTH(現在は売り切れ)で販売されていた個人開発トラックボードデバイス「Nape」。この段階でもかなり惹かれるデバイスだろう
「Nape Pro(仮)」。3Dプリントされたモックだが、サイズやボール位置などは製品と、ほぼ同じとのこと。キーボードとボールの高さ位置も良い感じだった

 気になるのは販売時期だが、まずは10月末から11月頭にクラウドファンディングを予定しているとのこと。気になる人は、Keychron.JPや、ギズモード・ジャパンのSNSなどをフォローしておこう。

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