Snapdragon G3 Gen3搭載のAndroidゲーム機「KONKR POCKET FIT」12月中旬に発売

2025年11月22日

文●ハッチ

　天空は2025年11月21日（金）に、東京・秋葉原のハイビーム秋葉原にて、メディア向けの新製品実機お披露目会を実施。そこで、AYANEO社の「KONKR POCKET FIT」をお披露目した。

　「KONKR POCKET FIT」はAYANEO社の新ブランド「KONKR（コンカー）」の第1弾製品。SoCに高性能スマートフォンなどに採用されているSnapdragon G3 Gen3を搭載した6インチ（1920×1080ドット、144Hz）のモデルとなっている。

　KONKRは、同社のエントリー向け製品に対する新ブランドとしているが、「KONKR POCKET FIT」は高い性能を有し、AYANEO社が昨年投入した「AYANEO Pocket S」に近い製品となっている。

　「AYANEO Pocket S」は、薄型でスタイリッシュなデザインだった。しかしながら、前面がガラス張りなところは同じながら、Windows搭載AYANEO 2よりは厚みはないものの、丸みを帯びたやや厚みのある見た目は、AYANEO 2を思わせる。

上が「AYANEO Pocket S」、下が「KONKR POCKET FIT」のスノーホワイト。並べると厚みの違いは一目瞭然だ

　カラーバリエーションはファントムブラック、ドラゴンイエロー、スノウホワイトの3色。価格は8GBメモリー、128GBストレージのモデルが通常価格 7万4800円（税込）のところ、先行予約で6万7320円（税込）。メモリー16GBで、512GBストレージで通常価格 9万9800円（税込）が8万9820円（税込）。メモリー16GBで、1TBのストレージを備える最上位が通常価格 11万4800円（税込）のところ、10万3320円（税込）となっている。

　本製品はトリガーに高精度なホールセンサーを搭載、ジョイスティックはドリフトしにくいデッドゾーンのないものを採用し、調整も可能としている。ジャイロセンサーのアシスト機能も備え、振動機能も搭載するなど、まさに全部入りといった感じ。

　従来と同じくキーマッピングも可能。ボタン1つでエコモードやパフォーマンスモードなどの切り替えも可能。電源ボタンには指紋認証センサーも備えている。

　さらに、LRトリガーは背面のロックボタンにより、ストロークを浅くできるため、トリガーボタンを良く使用するゲームでは重宝するとしている。無線LAN機能は、最新のWi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応。バッテリーは8000mAhでPD急速充電も利用できる。