- 文●ハッチ

東海理化は、同社のゲーミングギアブランド「ZENAIM」(ゼンエイム)より、レバーレスアーケードコントローラー 『ZENAIM ARCADE CONTROLLER LEVERLESS』 を発売する。発売日は2026年4月15日で、価格は3万4980円(税込)。ZENAIM公式サイト、その他同社製品取り扱い店舗で販売開始予定。
同社は格闘ゲームに求められる「速さ」と「正確さ」を、スイッチ性能だけでなく筐体構造や内部制御まで含めて最適化することを目指し、開発を行っている。また、ボタンのストローク量、配置、本体の高さ・幅・奥行き、デザインなど細部に至るまで、ZETA DIVISION所属選手との数多くの試作を経て完成。競技シーンでの実用性を徹底追求したとのこと。



本製品では、トッププレイヤーとの共同開発によって実現した 0.75mmの超短ストローク設計 と、磁気検知技術による0.1mm~0.65mmを0.05mm単位で調整可能な入力ポイント設定を採用。さらに、軽量化・薄型設計・掌の接地設計を含めた独自のINPUT ARCHITECTUREにより、内部制御と構造設計の両面から入力精度を高めていると謳う。

単に速い入力を実現するだけではなく、プレイヤーの意図通りに動く入力体験を追求したアーケードコントローラーとしている。
トーナメントロックモード搭載
試合中に誤って「STARTボタン」を押してしまうなど意図せぬタッチを防ぐため、指定したボタンを無効化するトーナメントロックモードを搭載する。

高精度を発揮する3つの必須機能
また同社は、磁気検知式スイッチ搭載のアケコンボタンの性能を最大限に引き出すために、MOTION HACK(ラピッドトリガー機能)、温度補正機能、ユーザーキャリブレーション機能という3つの機能を搭載。
MOTION HACKは、キーストロークに合わせてアクチュエーションポイント、リセットポイントが自動で追従する機能。0.1mm~0.65mmの有効範囲で0.05mm単位で自由にカスタマイズできる。

同社によるとすべての磁気式ボタンモジュールは、ボタンモジュール自体の温度の変化により、ON-OFFの精度が悪くなっていくという。 夏場では、温度が 高くなる ことで ONしにくくなり、冬場では、温度が 低くなることで、 誤ONしやすくなる。
そこで同社はボタンモジュール内部の周辺温度の情報を取得。 その情報を用いたストローク量判定のプログラムである温度補正機能を実装し、利用環境に依存しない、常に精密なストロークを実現しているとのこと。

さらに、使用環境と工場出荷時の初期設定環境の違いにより、温度などの影響でON/OFF位置にわずかなズレが生じる場合がある。しかし、ユーザーキャリブレーション機能により、各ボタンモジュールごとに手動キャリブレーションを行うことで、そのズレを補正。ユーザーの意図に沿った入力タイミングを追求できるとしている。
そのうえ、ボタンの個体差を前提にON/OFF位置を最適化できるため、従来必要とされていた個体選別への依存を低減し、安定した入力精度を実現するとのこと。

また、移動キーの同時押し入力を処理し、矛盾する入力を自動的に最適化するSOCD(Simultaneous Opposite Cardinal Directions)クリーナー機能も搭載。これにより、高速入力と反復動作をスムーズに行えるようになるとしている。



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