- 文●ハッチ
4K高画質でもRTX 5080なら平均300fps越え!
発売日から使用できるのは、第2世代Transformerモデルを採用し、DLSS 4よりも鮮明化し、ゴーストも低減した“NVIDIA DLSS 4.5 Super Resolution”。ターゲットフレームレートまたはモニターのリフレッシュレートに合わせて、フレームレートや画質、応答性のバランスを自動で調整する。
また、DLSS 4では4倍だったマルチフレーム生成が6倍まで選べるようになり、さらにフレームレート向上する。そこで、今回はGeForce RTX 5060 Ti、GeForce RTX 5070、GeForce RTX 5080の3枚のビデオカードを用いて、その動作を確認してみた。
検証環境は以下のとおり。GeForce RTX 5060 Tiは、前から使用しているPalit製だが、今回新たにMSI様よりお借りした、GeForce RTX 5070、GeForce RTX 5080を加えている。

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検証環境 |
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| CPU | AMD「Ryzen 7 9700X」(8コア/16スレッド、最大5.5GHz) |
| ビデオカード | MSI「GeForce RTX 5080 16G VENTUS 3X OC」、MSI「GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC」、Palit「GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB」 |
| マザーボード | AMD X870E |
| メモリー | CORSAIR「CMH32GX5M2B5200Z40K」(16GB×2、DDR5-5200) |
| ストレージ | Western Digital「WDS200T3X0E」(2TB、PCIe 4.0) |
| 電源ユニット | SUPERFLOWER「LEADEX PLATINUM SE 1000W」(80PLUS PLATINUM、1000W) |
| OS | Microsoft「Windows 11 Home」(25H2) |
『007 First Light』はプリセットがないため、画質は手動ですべて“最高”設定、テクスチャフィルターは異方性16xに。DLSSのアップスケーリングは“クオリティ”、フレーム生成の倍率は6xにしてCapFrameXにてフレームレートを測定した。




マルチフレーム生成の6倍は非常に有効で、フレームレートは4Kの高解像度でもGeForce RTX 5080なら平均325fps、1% Low Averageも200fpsを超え、かなり余裕がある。GeForce RTX 5070は平均194.4fps、1% Low Avarageで133fpsと、こちらも余裕。GeForce RTX 5060 Tiでも平均136fps、1% Low Averageも90.2fpsと、高い数値を示している。
ただし、GeForce RTX 5060 Tiは、VRAMが16GB(製品によっては8GB)モデルのため、8GBモデルだと厳しくなる可能性はありそうだ。
フレームレートは、240Hz以上の高リフレッシュレート対応モニターでないと、活かしきれないほどに高い数値となっているが、遅延はどうだろうか?実際にモニターに表示される時間を示すDisplay Timesは、GeForce RTX 5060 Tiでも、時々飛び出している数値もあるが、大体が12ms前後までに収まっていて、気になるレベルではない。競技性の高いFPSでもないので、十分快適にプレイできるだろう。

1本の映画を観ているような作品
『007 First Light』は、序盤はボンドが訓練生になり、戦い方や運転を覚える訓練をしながら、自然と操作を覚えるチュートリアルの役割も担っている。ボンドが007前の若い日のエピソードという映画の序盤のストーリーを観ているような流れで、映画好きとしては興味深いものがある。

一方で、ボンドの成長する姿を描きたかったのか、やや訓練している期間が長く、いつになったら我々のよく知る007としての活躍、実際のミッションに関わっていくのか、とヤキモキする人もいそうだとも感じた。操作方法は割とシンプルで、この手のゲームをプレイしてきたユーザーなら、直感的に操作できるので難しい難易度でなければ、特に詰まることはない。

ミッションで建物の中に侵入するだけでも、さまざまな方法が用意されていて、その方法を探るのにヒントが少ないことも。そのため、そうした謎解き要素が苦手な人の評価も分かれそうだ。
しかしながら、キャラクターの心理描写や、ミッション中のムービーや、マップの雰囲気などは、映画のワンシーンを見ているようなビジュアルで、映画好きには魅力的な作品に仕上がっている。
ゲームの動作は、推奨スペックがNVIDIA GeForce RTX 3060 Tiと、6年前のミドルクラスとなっているため、それほど重くはない。今回検証で使用した最新のRTX 50シリーズであれば、GeForce RTX 5060 Tiで十分高フレームレートでプレイできて、快適に遊べる。
ただし、2026年夏に実装予定のパストレーシングを使用すると、どれぐらい重くなるのかは分からない。パストレーシングを使用した最高の環境でプレイしたい人は、RTX 5070以上のビデオカードが望ましいかも。追加実装に期待しよう。
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