- 文●ハッチ

CORSAIRは、COMPUTEX 2026にて透明なサイドパネルを採用し、中が見える1000Wの電源ユニット「HX1000i SHIFT Crystal」を発表した。同社は2000年代の初頭、電子機器の筐体が半透明だった時代を懐かしむ人にとって楽しめる一品としている。一時期他社製品でもRGBファンを搭載した電源ユニットはあったが、この製品の登場により、再び電源ユニットも魅せるPC自作が可能になる。
「HX1000i SHIFT Crystal」は基盤を白色にし、コンデンサやそのほかの部品も色を統一。内部には140mmのRGBファンも搭載し、全体を美しく照らす。昨今は熱源を分けるために、多くのPCケースがシュラウドを設けていて、電源ユニットが見えなくなる。

しかし、同社のFRAMEシリーズのPCケースは、手回しのネジで簡単にシュラウドの取り外しもできるため、こうした電源ユニットを魅せるPC自作が行えるアピールした。


また、同社の電源ユニットに新たに搭載された12V-2×6ポートにおけるピン単位の過電流保護(OCP)機能である「PinProtect+」にも対応する。
PinProtect+は、GPUに12Vの電力を供給する6本のピンをそれぞれ監視。いずれかのピンで電流が一定時間しきい値を超えた場合、GPUへの電力供給を制限し、GPUが自動的に電源をオフにして、潜在的な損傷を防ぐ。
また、同社の管理アプリ「iCUE」と連携し、動作の微調整が可能になるほか、12V-2×6ケーブルの各ピンにかかる電流値をリアルタイムで表示できる。過電流が検出されると、電源ユニットのLEDファンが赤色に点灯し、 異常な電流が短時間続いた後、GPUは自己保護のためにシャットダウンする。これにより画面が暗くなり、PSUファンも100%の回転数まで上昇し、動作し続ける。これは、電力の異常によりGPUがシャットダウンしたことを知らせる音響信号としての役割を果たすとしている。


さらに同社は、既存製品のなかで最も高出力だった「AX1600i」の後継モデルである「AX1600i SHIFT」なども展示。同社のRMx Shiftシリーズのように、電源ケーブルを差す方の逆側ではなく、サイドにコネクタを設けるサイドマウント接続を採用し、ケースによっては電源ケーブルへのアプローチがし易くなる。そのうえ、標準で12V-2×6ポートを2つ備える。




全長は170mmで一般的なミドルタワーケースでも1600Wが問題なく搭載できるとしている。さらに、「PinProtect+」にも対応する。
「RM1200e」(2026)はiCUEでの監視機能はなく、過電流を検知するとGPUのシャットダウンは行う「PinProtect」に対応した最初の1200W対応の電源ユニット。カラーはブラックとホワイトの2色が用意されている。Cybenetics Gold認証の効率性、全長160mmのコンパクトなサイズ、そして低負荷時には完全に静音となるZero-RPMモードを備えている。また、同じく「PinProtect」に対応した1000Wの「RM1000e」(2026)も展示されていた。


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