『鳴潮』はフルHDで57fps以上!Core Ultra 9を搭載した小型PC最強クラス「AtomMan X7 Ti」の実力をチェック

いろんなデザインの時計も表示できる

 ディスプレイにはステータス以外に、複数デザインの時計が表示できる。ただし、このディスプレイ機能はPCが起動している時にしか使えない。

 指紋認証機能を備える電源ボタンも搭載する。MINISFORUMの公式サイトでは、メモリ、ストレージを搭載せず、OSのライセンスもないベアボーンキットが11万4380円で販売されている。一方で、リンクスダイレクトでは、メモリ32GB(DDR5-5600)に1TB SSD(NVMe Gen 4)を搭載してWindows 11 Proを備えたモデルが14万6980円で販売されている。

リンクスダイレクト予約ページ:https://www.links-direct.jp/view/item/000000012725

小型PCながらインターフェースはとても多い

 インターフェースはDisplayPort 2.0、HDMI 2.1、USB4×2、USB 3.2 Gen 1 Type-A×3、USB 2.0、OcuLink、5G LAN×2、SDカードスロット、オーディオ端子と、この手の製品にしてはとても豊富で4画面出力にも対応。無線機能もWi-Fi 7にBluetooth 5.4とこちらも最新規格を備えている。

ディスプレイ部を正面とした場合の右側面
左側面。両側面にUSB4があるのは、小型PCの中では珍しい
上部には電源ボタンとSDカードリーダー、ウェブカメラのプライバシーシャッター用のスライドがある
下部には排気孔がある
背面には壁掛けにも使える、スタンドを取り付ける穴と、4隅にそのまま本体を置く場合のゴム足を備える

 ちなみにOculinkで接続する外付けGPUベースユニット「DEG1-NCGAA」をオプションで選ぶと15万3980円になる。ビデオカードや電源ユニットは別売りになるので、その点は注意したい。

「DEG1-NCGAA」を使えば、より高いGPU性能を持つビデオカードを外付けできる(画像は公式サイトから抜粋)

 「Core Ultra 9 185H」はHT対応のPコアが6基、省電力コアのEコアが8基、より低消費電力のLP-Eコアが2基の合わせて16コア/22スレッド構成。最大クロックは5.1GHz。内蔵GPUは動作クロックが2.35GHzのIntel Arc graphics。そして、急速に普及しているAI機能の専用プロセッサであるNPUも内臓する。

 サイズは145(W)×145(D)×48.6(H)mmで、重量は約869g。正直、細かく検証したい製品ではあるが、リンクスインターナショナルに製品をお借りしたのが予約販売終了直前だったため、時間が許す限りの検証のみに留めたい。

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