SideMのアイドルも参戦!『アイドルマスター TOURS』セカンドロケテスト体験レポート

文●ハッチ

 株式会社バンダイナムコアミューズメントは、2024年6月26日(水)にnamco池袋店にて『アイドルマスター TOURS』のセカンドロケテストを実施した。本作は2023年の「ジャパンアミューズメントエキスポ2023」にて、発表されたアーケード版「アイドルマスター」シリーズの最新作。

 「自分だけの”特別なライブ”をプロデュース」をコンセプトに、プレイヤーがプロデューサーとしてアイドルの衣装、楽曲、ステージを選択しながら、さらにライブ中も楽曲にあわせてリアルタイムにライブを演出し、アイドルたちをステージ上で輝かせていく、ライブプロデュースゲームとなっている。

 セカンドロケテストでは、ファーストロケテスト版から楽曲やアイドル、カードを新たに追加。「カードを使ったカスタマイズ要素」と「アイドルたちのライブをプロデュースするゲーム性」の2つの要素が体験できるとしている。

 今回、このセカンドロケストに参加する機会を得たので、本作のプレイについて紹介したい。

4種類のカードが排出され、入手できる

 本筐体はタッチが可能な大型ディスプレイで操作できる。画面をタッチして進めると、プレイモードの選択画面が表示される。カード排出なしでの通常プレイのほか、ライブゲーム+カード1枚の通常プレイ、カード購入、報酬ブーストが選択できるようになっている。

セカンドロケテストでは、ライブゲーム+カード1枚の通常プレイのみ選択できた

 ライブゲーム+カード1枚の通常プレイを選ぶと、最初にカードが1枚排出された。カードの排出口は筐体の足元にある。

カードの排出口は足元にある

 カードは“ステージ衣裳カード”、“アクセサリーカード”、“サポートカード”、“SPアピールカード”と4種類に分かれる。ステージ衣裳カードとアクサセリーカードは、使用するとアイドルの衣裳が変わり、アクセサリーを身に着ける。

 レアリティーもあり、衣裳には能力値も設定されている。サポートカードはカードによってボーカル、ダンス、ビジュアルのアピール値に上昇補正が付く。SPアピールカードは、その名のとおりSPアピールが変化し、カードによってさまざまな効果を得られる。

排出されたカード。光っているカードもあるが、レアリティーは「SR」などではなく「R」だった
カードの裏面にはアイドルのプロフィール情報やレアリティー、効果が記載されている
3人のアイドルの組み合わせも重要

 カード排出後は、「リズムライブ」か「クリエイトライブ」のどちらかのモードを選択する。その後、ライブに参加するアイドルを3人選ぶ。アイドルの組み合わせにより、「リンクシナジー」が発生し、ステータスが上昇するので、いろいろ試してみたい。

モードを選択する
アイドルを3人選ぶ
リンクシナジーの効果は事前に確認できる
カードを読み込んで衣裳やサポートなどを設定する

 アイドルを選んだら楽曲、難易度、ステージを選択。衣裳やアクセサリー、サポートやSPアピールを設定。楽曲を選んでライブに進む。

ファーストロケテストでは、「THE IDOLM@STER」「なんどでも笑おう」の2曲だったが、セカンドロケテストでは「お願い!シンデレラ」が追加された
難易度は「ルーキー」「ベテラン」「エキスパート」の3段階
ステージは2種類から選択
カードを読み取ると、衣裳やアクセサリーが変わる。個別に設定できるほか、ボタン1つで全員お揃いにもできる
カードは筐体の右側で読み取って使う
サポートカードやSPアピールカードをスキャンして設定する。SPアピールは各アイドル1人ずつに付けられる
ちなみに、この衣裳などを設定する際、アイドルを回転させて、衣裳の確認ができた
独特なコントロールパネルでやり応え抜群!

 センターのアイドルとハイタッチしたらライブがスタート。男性アイドルはやや左、女性アイドルは中央の上の方と、ハイタッチの位置が若干異なっていた。

 リズムライブでは、楽曲に合わせてノーツが流れてくる。ファーストロケテストの際はボタンとスライダーのレーンは左右に分かれていたが、セカンドロケテストでは中央に統一されていた。

ファーストロケテスト時の画面
セカンドロケテスト時の画面

 ノーツが流れるレーンは5レーンあり、四角いノーツはそれぞれの位置にあるボタンに対応する。複数並んでいる場合は同時に押す必要があり、オレンジ色になっている長いノーツは長押しをする。この操作は一般的なリズムゲームと同じだ。

 赤い上矢印と青い下矢印は、ボタンの上にあるスライダーを使う。上矢印ならタイミングに合わせて、対応する位置のスライダーを一番上に上げる。そのまま上に保持していると、矢印が伸びて成功となる。青い矢印なら逆にスライダーを下に下げる。

コントロールパネルにはボタンが5つと、スライダーが5つ、そして3つのスイッチが並ぶ
ノーツが赤いバーに触れる瞬間にタイミング良くボタンを押す。タイミングによって、「PERFECT」「GREAT」「GOOD」とポイントが変わる。連続してポイントを得られるとCOMBOが繋がる
オレンジ色のノーツは長押しし、終了時にタイミング良く離す
赤と青の矢印は、スライダーをタイミング良くスライドさせる
両手でボタンを押しながら、スライダーを使うタイミングでは、慌ててスライダーを操作した。楽曲によってスライダーが多い時は、片手ずつで操作を求められたりするのだろうか……

 FEVERノーツは成功するとFEVERゲージ(画面左右のバー)が上がり、上がった状態でSPアピールを使用するとその効果が上昇。SPアピールはスイッチを入れるといつでも発動できる。

FEVERのノーツは、SPアピールのチャンス
タイミング良くスイッチを操作すると、SPアピールが発動する
ライブ終了後には、スコアとランキングを確認できる
ライブを自分好みに演出できる!

 一方、「クリエイトライブ」では、楽曲やステージ、衣裳にアクセサリー、サポート、SPアピールカードを選ぶところまでは一緒で、その後に演出を選択する。

演出は紙吹雪やミニ花火、回転レーザーなどさまざま
ライト以外は書くボタンごとに3種類から選択できる

 「クリエイトライブ」はカメラを自動、または手動で各アイドルにフォーカスし、ボタンで演出を、スライダーでライトを操作してライブを演出する。SPアピールは、各アイドル1回ずつ使用でき、対応する位置のアイドルがアピールを行なう。

ライトを3人全員に当てたり、1人にだけ当てたりできるほか、いろんな演出を任意のタイミングで出せる
更に、同じキャラクターを連続で押すとアングルを変えることができる
3つのスイッチで、各アイドルがアピールを行なう

 コントロールパネルにある「カメラ」アイコンのボタンを押すと、任意のタイミングで画面の撮影も行なえる。「リズムライブ」時もカメラボタンを押すと12枚まで撮影可能。ライブ終了後には撮影された画像を3枚保存できる。

 そして、選択した画像はQRコードを読み取り、自分のスマホ経由でダウンロードできる。

ライブ終了時に保存された画像が一覧で表示される。画像は拡大も可能。3つまで選択できる
画像選択後に表示されるQRコードを読み取ると、スマホに画像が送られる。QRコードは一定時間で無効になるため、すぐにダウンロードしておきたい
5ブランドの好きなアイドルでゲームが楽しめる

 『アイドルマスター TOURS』では、「アイドルマスター」「アイドルマスター シンデレラガールズ」「アイドルマスター ミリオンライブ!」「アイドルマスター SideM」「アイドルマスター シャイニーカラーズ」といった5ブランドからアイドルが登場する。

 音楽ミキサーのようなコントロールパネルは独特で、操作するボタンやスイッチが多く、リズムゲームに慣れていない人には、なかなかに難易度が高いように思えたが、ルーキーならば簡単にクリアが可能。

 やり応えは高く、今後楽曲が増えることで、シリーズのファンのみならず、リズムゲームファンも虜にしそうな魅力を感じた。「クリエイトライブ」では、かつての『THE IDOLM@STER LIVE FOR YOU!』のようなライブを演出している感じもあり、独特のコントロールパネルにより、レコーディングエンジニアのような気分も味わえる。

 カードを集めたり、自分で演出したライブの画像にこだわったりすることが、継続してプレイするモチベーションに繋がりそうだ。

 さらに、アイドルや楽曲などが追加されるかなども気になるところ。今後の情報にも注目していきたい。

【ゲーム情報】
タイトル:アイドルマスター TOURS
ジャンル:アイドルライブプロデュースゲーム
プレイ人数:1人
公式サイト:https://bandainamco-am.co.jp/am/vg/idolmaster-tours/
公式X:https://x.com/TOURS_imas

©窪岡俊之 THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
©Bandai Namco Amusement Inc.

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