- 文●佐藤ポン 編集●ハッチ

コーエーテクモゲームスは、同社ブース内で2025年10月21日発売予定の『NINJA GAIDEN 4』のオープニングセレモニーを開催した。登壇者はコーエーテクモゲームス 代表取締役社長CEO&COO 鯉沼久史氏と、プラチナゲームズ 代表取締役社長 稲葉敦志氏、Microsoft Gaming CEO フィル・スペンサー氏。

セレモニーの冒頭で鯉沼氏は、『NINJA GAIDEN 4』の開発経緯について語った。
鯉沼氏「新シリーズの企画を考えているとき、日頃から好意にしていただいてるプラチナゲームズの稲葉さんと話す機会がありました。プラチナゲームズさんはアクションゲームを得意とするスタジオです。Team NINJAと組んで新作を作ってほしいと提案させていただいたら、ご賛同いただけました」
さらに鯉沼氏は、発売元となるマイクロソフトについてはも言及。初代『NINJA GAIDEN』は2004年にXbox専用ソフトとして発売された。この関係性から、新作『NINJA GAIDEN 4』もマイクロソフトから発売となったそうだ。
開発を担当したプラチナゲームズの稲葉氏は、「まさか僕たちが『NINJA GAIDEN』のシリーズ最新作を作るなんて、夢にも思っていませんでした! 鯉沼さんとフィルさんには、心からお礼を言いたいです」とコメントした。しかし開発は、簡単な道筋ではなかったそうだ……。
稲葉氏「僕たちのチームが、アクションゲーム史に名を残す有名なタイトルをどうやっておもしろく、そして新しいゲームにするのか、悩みに悩みました。一時期はチームが空中分解寸前まで追い込まれました。ですがそれを乗り越えて、自分で言うのもなんですがおもしろいゲームになったと思います。僕たちはこのシリーズに深い尊敬を持っています。本作では新しい主人公“ヤクモ”が登場しますが、これまでの“リュウ・ハヤブサ”を継承しつつ、革新しています。本作には開発チームの愛が惜しみなく注がれています」
そして最後に挨拶したのは、Microsoft Gaming・CEO フィル・スペンサー氏。フィル氏は初代『NINJA GAIDEN』からプレイしている本シリーズのファンのようだ。

フィル・スペンサー氏(以降フィル氏)「私はこのシリーズをXboxからずっと遊んできています。そして新作『NINJA GAIDEN 4』もみなさんより先に遊ばせていただきました。Team NINJAとプラチナゲームズが、本作に愛を注いで開発しているのが伝わってきました。私たちはこの二社に、特別なプレゼントを用意しました……」
挨拶の途中、フィル氏は後方にかかっていた垂れ幕を取り外す。するとそこには、二振の立派な日本刀が!


フィル氏「『NINJA GAIDEN』シリーズの代表的な武器は“刀”です。そこで、我々は日本の刀鍛冶に、本物の刀を作っていただきました。それを二社に贈呈したいと思います」
新作『NINJA GAIDEN 4』に合わせて、フィル氏からの粋なプレゼントだ。会場からは大きな拍手がおくられた。鯉沼氏は「まさか本物の刀をプレゼントしていただけるなんて! 会期中は来場者のみなさんにも見ていただけるように展示します」とコメントした。


セレモニーの最後は3人が一列に並んでテープカット。司会者の合図でテープをカットし、記念式典は終了した。


コーエーテクモゲームスのブースに訪れた際には、『NINJA GAIDEN 4』の試遊台と、フィル氏から贈られた日本刀展示を要チェックだ。





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