- 文●ハッチ
ASRock Japanは、同社のYouTubeでの生配信100回を記念して、2025年10月25日(金)に東京・秋葉原のLIFORK秋葉原Ⅱにて、100回記念公開配信イベントを行った。会場には30人以上と満席で、立ち見も出る盛況ぶり。そんななか、いつものようにASRock Japanの原口有司氏が、軽快なトークでしゃべり尽くした。


本配信では、まず最初に事前にアンケートしていた、これまでのASRock Japanの配信で印象に残った配信を、ランキング形式で紹介し、原口氏が振り返りながらトークを展開。ランキングは以下のとおり。

昨年、同社は初の電源ユニットを販売したが、Taichi およびPhantom Gaming シリーズは、コネクターの温度をリアルタイムで監視する独自のNTCセンサーを内蔵し、温度が安全限界を超えた場合に保護モードを作動させる仕様となっていた。
原口氏は、インフルエンサーがあえて負荷をかけてNTCセンサーの動作を確認してくれると思っていたが、やはり危険を伴うため、誰も行なわなかったため、某水冷キットも取り扱う店舗の店長さんに、ヒートガンを借りてNTCセンサーの動作のデモを行ったと振り返った。
また、第3位には、その電源ユニットの紹介放送が選ばれ、発売される前は「ASRockは電源ユニットを作らないんですか?」ととても多く言われたと原口氏。さらに、電源ユニットのレビューもたまってきていることに触れた際には、とても無茶な検証をしたYouTuberさんもいらっしゃると、つい最近Steel Legendの1200W電源ユニットを、ZOTAC製のGeForce RTX 5090を2本接続して負荷を掛けてテストした、某仮面のYouTuberの動画について触れ、会場を盛り上げた。
第2位はLiveMixer特集の会。初めて登場したLiveMixerは、紫とオレンジというマザーボードとしては類を見ない攻めた色と、派手な模様が施されたデザインだったが、現在はグレーを基調としたおとなしいデザインとなっている。配信者などを意識し、USBポートなどの数が非常に多いコンセプトの製品だが、個人的には派手なデザインが好きと原口氏。
実際にアンケートを取った際は、51対49とわずかにおとなしいデザインの方が好みで上回っているそうだが、会場でのアンケートでは以前のような派手なデザインの方が良いという人の方が8~9割に上った。筆者的にも、派手な方が面白く組み合せを考えるのも楽しいので、派手な方が良いと思っている、今後の新製品にも期待したい。

今までの放送の振り返りの後は、来場者がQRコードから送った質問に答えるコーナーに。来年Taichiが10周年だったと思うが、記念モデルを出すならどんな機能を入れたいですか?という質問には、ここでしゃべったら、実際にその機能が実装されたら、イベントで話していたやつだとネタバレになるため控えたいとコメントしながら、やはりTaichiのアイコンにもなっている歯車を回したいと原口氏。
毎回、デザインだけの際に私も言ってました(笑)液晶を付けて、電子的に歯車を回していたモデルがあった気がするが、そうではなく機械的に回して欲しい。原口氏もそういったコメントを口にしていたので、ぜひ実現して貰いましょう。
イベントの最後には、ここ最近年末に行っていたファンミーティングについて言及された。本来なら12月に行う予定だったが、お披露目したい製品の開発が遅れているため、来年2026年1月に延期しそうだとのこと。しかし、そこでもお披露目したい新製品が間に合うか分からないので、日程の詳細は後日公開予定とのこと。今後も同社のXなどを確認しておきたい。

配信終了後は、いつものようにTシャツなどのノベルティーが貰えるじゃんけん大会が行なわれて、盛り上がっていた。

そのうえ、イベント終了後には、ファンが持ち込んだTaichiのRTX 9070 XTのバックプレートにサインをする手厚いファンサも行なっていた。


配信の内容を細かく知りたいという人は、アーカイブもされているので、ASRock Japan生配信#100をチェックしよう!

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