セガが最新AMD環境を使った検証データも披露！さらに増えたPCパーツメーカー勢ぞろいにgradeon卿も参戦、最新情報も盛りだくさんだった「AMD FAN FES 2025 in AKIBA」レポ

2025年12月7日

文●ハッチ

各PCパーツメーカー+gradeon卿による座談会も開催

　後半は各主要PCパーツメーカーと、呼ばれていないのにやってきたといじられていた人気YouTuberのgradeon卿による、座談会が行なわれた。今回はいつもより人数が多いということで、じゃんけんで勝った方が前半、負けた方は後半登場するという形で2回に分けられた。また、川村＆中島性がお2方ずついるということで、じゃんけんで前半後半で分かれるような形で行なわれた。

いつもトークが長い2人、混ぜるな危険なASRock 原口有司氏（左）と、ASUS 市川彰吾氏（右）がじゃんけんし、市川氏が勝利

MSI 中島悠太氏と、Sapphire担当アスクの中島波氏は、MSIの中島氏が勝利

観覧していた会場後ろから登場したものの、じゃんけんに敗北して、すぐに会場後方に戻ったgradeon卿。ベテラン編集の私のシャッターでも捉えられない謙虚な速さに笑いが起こった

ASUS、全世界限定1000本！CoD:BO7コラボRX 9070 XTが発売予定

　まず前半パートでは、各登壇者が自社製品を与えられた短い時間でアピール。ASUS市川氏は、11月14日に発売されたばかりの人気FPSシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 7』とのコラボモデルのビデオカードを紹介。本製品は『Call of Duty: Black Ops 7 Standard版』のコードもバンドルされているという。

　フロントはCall of Dutyシリーズを想起させる模様に加え、ファン周りに青いカラーも施され、中央にはキメラロゴが配置されている。

日本AMDの佐藤氏は、「Call of Duty」シリーズはBO6からRadeonが有利だとアピール

　ただし、本製品は全世界で1000本限定商品。市川氏自身も欲しくて買いたいとのことだが、国内で何本出るかが気になるところだ。

XFXは、3色のファンを自由に入れ替えられるビデオカードを発売予定

　XFXの川村氏は、XFXのラインアップに加え、年末に数量限定で販売する予定の、3色のMagnetic Airファンが3つずつ付属するビデオカードを紹介した。

Magnetic Airファンは、マグネットで簡単に着脱できるが、ひっくり返しても落ちる事はない、絶妙な磁力で取り付けられているとアピールする川村氏

XFXのビデオカードは、Swift、Quicksilver、Murcuryと3ブランドで展開。全ブランドでホワイトモデルがあるため、白自作でも検討して欲しいとのこと

ファン1基に付き6W使用する12V 0.55A定格のファンが高速回転するため、冷却性能が高いとコメント

世界的オーバークロッカーのduck氏にCPUをオーバークロックしてRadeon RX 9070 XTを使って検証して貰ったところ、CPU 5700MHz、DDR5メモリ 8000MHz、GPU 3403MHzで某有名シューターの射撃訓練場にて10000fpsを超えたとのこと

3色カラーのファンを付属するモデルは、3色のファンが3つずつ付属し、マグネットで脱着して自分でカラーを入れ替えられるのが特徴。近日、EXサイト「GOPPA EC」にて販売予定。色に合わせていろんなカスタムPCが作れるので、MODerの人にも買って欲しいと語った

　MSIの中島氏は、11月末に発売されたスタンダードクラスの背面コネクターマザーボードである「MAG X870E TOMAHAWK MAX WIFI PZ」と、それよりも価格が抑えられた同じく背面コネクター対応の「B850 GAMING PLUS WIFI PZ」を紹介。背面にコネクターがあるため、配線が表に出ず見た目スッキリと組めるほか、組み易さを重視した「EZ DIY」機能により、自作初心者にもオススメできるとアピール。