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NVIDIA、4K&240Hzのパストレーシングに対応したDLSS 4.5や次世代のG-SYNC Pulsarなどを発表

  • 文●ハッチ

 NVIDIAは米・ラスベガスで開催中のCES 2026において、同社のAIを活用したレンダリング技術の最新バージョンDLSS 4.5を発表した。

 CESに先だった事前のメディアブリーフィングで同社は、PCゲーム業界は年々成長を遂げ、2019~2024年までの間に家庭用ゲーム機のユーザーは14%減ったが、PCゲーマーは51%増加した。また、Steamのゲームユーザーは、2019年の5月から2025年の11月までの間に2倍に増加していると解説。

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250以上のDLSS 4対応ゲームとアプリが利用可能

 そして、Blackwellアーキテクチャの「GeForce RTX 50」シリーズのGPUを使用したユーザーは、とても増加しているとアピールした。

 また、既存のDLSS 4は250以上のPCゲームで使用され、2025年の人気トップ20のゲームの80%がDLSS 4を採用しているとのこと。2026年も『007 First Light』や『Phantom Blade Zero』、『PRAGMATA』、『バイオハザード レクイエム』といった最新タイトルで採用される予定としている。

DLSS 4.5により4K&240Hzのパストレーシングゲーミングを実現

 そのうえで、同社は新しいDLSS 4.5を発表。DLSS 4.5では、従来のDLSS 4よりもより画質品質が高く、DLSS 4の最大4倍から6倍のマルチフレーム生成により、さらに動作が滑らかな3840×2160ドットの4K解像度で、240Hzのパストレーシングゲームが楽しめるという。

 それらは、何百ものゲームでテストし、画像分析のプロセスを磨いたという。そのうえで、DLSS 4.5 Super Resolutionという超解像技術を提供する。第2世代のTransformer モデルは、従来モデルの5倍の計算能力を持ち、より高度なアップスケーリングを実現するとのこと。

 これらは、GeForce RTX 40または50シリーズで活用できるようになり、より優れたライティング、細かなエッジ表現、鮮明な映像が得られるとしている。

『Kingdom Come: Deliverance II』での画質比較デモ。左の従来の映像では、机の上がちらつくが、DLSS 4.5の超解像度では、動きがあっても机の上が鮮明で安定した映像を実現できているとのこと
『黒神話:悟空』はDLSS 4だと185fpsだったところ、DLSS 4.5だと241fpsまでフレームレートが向上している。ただし、レイテンシーはやはり若干増えている
DLSS 4.5のマルチフレーム生成により、さまざまな人気の対応タイトルのフレームレートが、大きく向上するとしている

 ちなみに、DLSS 4.5はNVIDIA Appにて、400以上のゲームで利用できるとのこと。GeForce RTX 50シリーズが最大6倍のマルチフレーム生成が使えるようになるのは、2026年春としている。

RTX Remix Logicがクラシックゲームにダイナミックな効果を反映

 また、同社は昨年の1月にオープンソースとして公開した、過去の名作ゲームをGeForce RTXを使用してリマスターするMODの制作を支援するツール「NVIDIA RTX Remix」についても言及。今月下旬にNVIDIAアプリから利用できる「RTX Remix Logic」は、RTX Remix MODをゲーム内の刻一刻と変化するアクションに対して、視覚的に反応させるロジックシステム。

 MOD開発者は、900以上の設定を自由にカスタマイズして、MOD製作者はリアルタイムのイベントに対応した映像表現を追加したり、新しいゲームイベントをアンロックしたりが行なえる。

 さらに、『Total War: PHARAOH』で実演されたNVIDIA ACE テクノロジは、AI がプレイヤーをゲーム内の複雑なシステムやメカニクスのナビゲートにどのように役立つかを示した。

次世代のG-SYNC Pulsarゲーミングディスプレイが販売開始予定!

 また、今週発売される次世代のVRR技術であるG-SYNC Pulsar対応ディスプレイでは、ティアリングのない体験と、1000Hz以上の実行モーションクオリティ、動きのあるコンテンツの鮮明さと、視認性を大幅に向上。これにより、ゲーマーはターゲットをより正確に追跡し、ゲームプレイにおいて一貫したスムーズさを維持できるとしている。

 さらに、新しいG-SYNC Ambient Adaptive Technologyは、内蔵光センサーを使用し、昼夜問わずあらゆる時間帯に最適な視聴ができるよう、色温度と明るさを自動的に調整するという。

 G-Sync Pulsar対応の最初のディスプレイは、1月7日に世界中で発売される予定。価格は599ドルからでAcer、AOC、ASUS、MSIのモデルは、27インチIPCパネル、1440p、最大360Hzのリフレッシュレートで登場する。G-SYNC Ambient Adaptive機能も搭載しているとしている。

NVIDIA ACEが新しいAIチームメイトとアドバイザーを強化

 従来、ノンプレイヤーキャラクター(NPC)は、プレイヤーに対して、台本どおりのインタラクションを提供するよう設計されてきた。しかし、NVIDIAはAIを用いて対話型NPCを人間のプレイヤーのように認識、計画、行動する自立型のゲームキャラクターへと進化させるため、NVIDIA ACE AIテクノロジスイートを拡張する。

 数々の受賞歴を誇る『Total War』シリーズのクリエイターである Creative Assembly は、「『Total War: PHARAOH』で NVIDIA ACE を試験的に導入し、プレイヤーがゲームの様々なシステムやメカニクスを学ぶのを支援する、新しい動的な AI アドバイザーを実現しています。プレイヤーの指示、現在のゲーム状態、そしてゲームの複雑なデータベースから取得したデータを処理することで、アドバイザーはプレイヤーの行動に合わせてリアルタイムかつ状況に応じたガイダンスを提供し、キャラクターの個性やゲームの世界観、時代設定に忠実であり続けます。」とコメント。

 KRAFTON は、『PUBG: BATTLEGROUNDS』に登場する NVIDIA ACE 搭載のAI チームメイト PUBG Allyに長期記憶機能を追加し、プレイヤーが攻撃計画やその他の戦術的な作戦について互いに命令したり、コミュニケーションを取ったりすることが可能になる。

 長期記憶機能により、Ally は過去のパフォーマンスやゲームプレイでのやり取りを記憶し、過去の出来事に関するコメントを返答に盛り込めるとしている。また、PUBG Ally は今年前半に、英語、韓国語、中国語を使用するプレイヤー向けに、『PUBG:BATTLEGROUNDS』 Arcadeを通じて期間限定のユーザーテストイベントの一環として最初にリリースされる予定としている。

GeForce NOWをLinuxやFire TV Stickに提供

 NVIDIAは、GeForce NOWの最新アップデートで追加されるGeForce RTX 5080クラスの性能を、LinuxおよびAmazon Fire TV Stickに拡大するとしている。また、HOTAS (Hands On Throttle-And-Stick) フライト コントロール周辺機器も新たなサポート。

 また、GeForce NOWでは、今後発売予定の『007 First Light』、『Active Matter』、『バイオハザード レクイエム』、『紅の砂漠』 などが、クラウドで同時配信されるとのこと。これにより、ゲーマーは最新の大作を発売日と同時にストリーミングで楽しめるようになるとしている。

RTX AI PCがAIによる動画、画像、テキスト生成を加速

 また、NVDIAはCES2026にて、GeForce RTX GPU およびノート PC 向けの AI アップグレードを発表。これらのアップグレードは、開発者が PC 上で生成 AI を展開するために必要なパフォーマンスとメモリを解放するもので、以下の内容が含まれる。

・ComfyUI における PyTorch-CUDA の最適化とネイティブ NVFP4/FP8 精度サポートにより、動画および画像生成 AI のパフォーマンスが最大 3 倍向上し、VRAM 使用量を 60% 削減。
・ComfyUIへのRTX Video Super Resolutionの統合により、4K動画生成が高速化。
・Lightricksの最先端オーディオビデオ生成モデルLTX-2 のオープンウェイトリリースに対応したNVIDIA NVFP8 最適化。
・出力を正確に制御するため、Blenderの3Dシーンを使用して 4K AI 動画を生成するBlueprint。
・Ollamaおよびllama.cpp での、SLMの推論パフォーマンスが最大 35% 高速化。
・Nexa.aiのHyperlinkの新しい動画検索機能向けの RTX アクセラレーション。

 これらの進歩により、ユーザーは、ローカル RTX AI PC が提供するプライバシー、セキュリティ、低遅延を活かしながら、高度な動画、画像、言語の AI ワークフローをシームレスに実行できるようになるとしている。

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