Razerは、米・ラスベガスにてSnapdragonを搭載する、ウェアラブル技術の可能性を再定義するAIネイティブワイヤレスヘッドセットのコンセプトモデル「Project Motoko」を発表した。
同社は「Project Motoko」は、単なるコンセプトではなくAIウェアラブルコンピューティングの未来を示すビジョンだとアピールしている。Qualcomm Technologiesとの協業により、ゲーム体験を向上させるとともに、技術が日常生活に統合される方法を変革するプラットフォームを構築すると謳う。
本製品は2つの1人称カメラとデュアル遠近距離マイクロフォンを搭載。AIは装着者が何に注目しているのかを、視点と一致したリアルタイムの映像から正確に把握し、あらゆる意図を解釈するという。

たとえば、街の標識が英語だった場合、それを瞬時に翻訳。書類を見ていれば、即時それを要約する。ジムでスクワットなどの反復運動を行っている際は、その回数を追跡してカウントするといったライフスタイルに即した利便性を提供するとしている。

また、カメラは奥行を読み取り、立体的な精度で人間よりも広い領域を認識し、記号やテキストを捉え第二の目として機能するとしている。さらに、複数のマイクがユーザーの声を捉え、カメラの視界内にいる人の会話を拾い、環境音を感知する。近くでも遠くでも正確に音を聴き取り、AIで処理するための必要な認識を得られるとしている。


また、音声を認識するため、音声でAIに質問し、それを理解し、応答してくれるという。ユーザーのスケジュール、好み、習慣を把握してどのような要求にも簡単に答えるとしている。
さらに、GrokからOpenAI、Geminiといった主要なAIプラットフォームと接続。状況に応じてさまざまなサポートにすぐ切り替えるとしている。
コンセプトモデルなので、現状公式サイトでも具体的な例などはあまりないが、YouTubeに公開されている動画では、開いた本のページを瞬時に要約して音声で教えてくれる。工具箱をみて、どの道具を使えばパイプが修理できるかを聞いたら、それを教えてくれる。

ハンズフリーでライブ配信を開始し、料理の材料を見て、「この材料で何が作れる?」と聞くと、「チキンペーストのパスタが作れます」と音声で料理を提案。

運動器具を見せて、トレーニング方法を提案。腹筋の回数をカウントし、フォームが悪いと指摘して、やり直しを提案する。出会った人が誰で、最近昇進したばかりと、パーソナルデータを教えてくれる。

ゲームプレイ中にボスを倒すヒントを教えてと聞くと、その攻略方を教えてくれるなど、日常生活からゲーム体験まで変えてくれるウェアラブルデバイスになるという可能性を示している。


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