- 文●ハッチ

ASRockは、2026年6月2日より台湾・台北にて開催されるCOMPUTEX 2026においての出展内容を発表した。同社は最新マザーボード、AIO水冷CPUクーラー、ゲーミングモニター、電源ユニット、ミニPCを展示する。
見どころは、10周年となる同社のフラグシップブランド「Taichi」シリーズ。2016年に「X99 Taichi」マザーボードを発売して以来、革新を重ねながら進化を続けた数々のマイルストーンを紹介。
そのほか「Taichi 10th Anniversary」特設展示エリアを設け、「X870E Taichi 10th Anniversary」および「Z890 Taichi 10th Anniversary」マザーボードをはじめ、Taichiシリーズグラフィックスカード、電源ユニット、ゲーミングモニター、AIO水冷クーラーなど、特別仕様の「Taichi 10th Anniversary」モデルも展示する。
また、体験エリアでは、Taichiシリーズが誇るフラッグシップクラスのパフォーマンス、プレミアムな品質、そして洗練されたデザイン理念を実際に体感できるとしている。

また、同社は予算やメモリ供給状況に応じてDDR4またはDDR5を柔軟に選択することができる「H610M COMBO II」を展示。また会場では、4R CUDIMMや多様かつコスト効率に優れたメモリ構成に対応するDDR5 One Sub-channel(1×32-bit)アーキテクチャーといった最新のDRAMアーキテクチャーも紹介するとしている。
今回初披露となる「Z890I Nova WiFi R2.0」はASRock初の4R CUDIMM対応モデルとして、256GBの大容量メモリ構成でDDR5-7400 MT/sを実現。大容量と高速動作を両立し、次世代プラットフォームに求められる高いパフォーマンスを提供するとのこと。

また、CES2026で話題となった水冷クーラーでは、フラッグシップモデルの「Taichi AQUA 360 LCD」および「Taichi 360 HOLO」を披露。。ハイエンドユーザー向けに設計された「Taichi AQUA 360 LCD」は、本格水冷の発想をAIO水冷クーラーへと取り入れた革新的なモデルで、透明なウォーターチャネルや流量インジケーターを搭載するほか、G1/4インチ拡張ポートを備えることで、高いカスタマイズ性と優れた冷却性能を実現するとしている。
一方で、「Taichi 360 HOLO」は、業界初となるフローティング3Dビジュアルエフェクトを採用し、AIO水冷クーラーのデザイン表現に新たな可能性をもたらすとしている。先進のPOV(Persistence of Vision:残像効果)技術により、多層的で立体感あふれる3Dグラフィックスを鮮やかに表示し、次世代のビジュアル体験を提供するとのこと。

モニターは最新のOLEDパネル技術と高性能スペック、洗練されたインダストリアルデザイン、そして独自のライティングエフェクトを融合したフラッグシップゲーミングモニター「Taichi」シリーズを展示。ラインアップには、4K・240Hz対応の「TCO27USA」と、2K・500Hz対応の「TCO27QXA」を用意。いずれもQD-OLEDパネルを採用し、99% DCI-P3広色域カバー率とDelta E<2の高精度な色再現性能を実現することで、優れた映像品質を提供するとしている。
さらに、Tandem OLED技術を採用し、超高速540Hzリフレッシュレートに対応する「TCO27QXB」をラインアップに追加。2K 540HzとHD 720HzのDual Mode機能を搭載することで、圧倒的な応答性能と高画質を両立し、フラッグシップモデルにふさわしいゲーミング体験を実現するとのこと。
PHANTOM GAMINGシリーズは、メインストリーム向けOLEDゲーミングモニターのラインアップをさらに強化します。新たに加わる34インチウルトラワイドモデル「PG34QSR」は、迫力ある映像表現と滑らかな描画性能を実現し、カジュアルゲーマーからeスポーツプレイヤーまで幅広いユーザーに最適なゲーミング体験を提供する。

電源ユニットは、AIコンピューティングやプロフェッショナル向けワークステーションといった高負荷環境を想定して設計されたフラグシップモデル「Taichi TC-3000P」。また、コンパクトシステムに最適な、「Phantom Gaming SFX 1000W」と「Phantom Gaming SFX 850W」を投入するとのこと。
中でも「PG-850PSF」は、優れた静音性を示すCybenetics LAMBDA A++認証を取得しており、高いパフォーマンスと静音性を高次元で両立するモデルとして注目されるとしている。

ミニPCにおいては、新たに「DeskSlimシリーズ」と「Tinyシリーズ」を投入し、ミニPC製品ラインアップをさらに拡充。「DeskSlimシリーズ」は、Intelプラットフォームを採用した「DeskSlim B760」と、AMDプラットフォームを採用した「DeskSlim X600」で構成。
5L未満のコンパクトな筐体ながら、PCIe 5.0 x16スロットを1基搭載することで、ロープロファイルのディスクリートグラフィックスカードに対応し、省スペース環境でも優れたグラフィックス性能を発揮するとしている。
メモリの対応においては、DeskSlim B760が「One Sub-channel」UDIMMメモリおよびCUDIMMに対応し、8GBから最大256GBまでの柔軟な構成が可能。また、4基のDDR5メモリスロットを備え、高速なデータ転送と高い演算性能を実現。エッジAI推論、コンテンツ制作、マルチタスク処理など、幅広い用途において安定したパフォーマンスを提供するとしている。

さらにASRockは、ハードウェアとソフトウェアを融合したAI統合ソリューションを展示。会場では、コンピュータビジョンを活用した映像解析やAIによる意思決定支援など、多様な分野における活用事例を紹介するとしている。

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