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「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed」をレビュー、ケースが2.4GHzレシーバーになる新発想が便利!

 Razerは、2026年7月9日にワイヤレスゲーミングイヤホン「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for Xbox」および「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStation」を発売した。どちらも直販価格は1万6980円(税込)となっている。

 今回この2製品をレビューする機会を得たので、どういった製品なのかをご紹介したい。

目次

Razer Hyperspeed WirelessとBluetooth 5.3に対応

 まずは、基本スペックから見ていきたい。本製品はどちらも2.4GHz帯を使用する同社の「Razer Hyperspeed Wireless」と、Bluetooth 5.3に対応したワイヤレスイヤホンになっている。共通する対応プラットフォームはPlayStation 5、PC、スマートフォン (iOS & Android)、 Mac、Nintendo Switch、 Steam Deck およびその他のハンドヘルドデバイス。

 「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for Xbox」

 「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for Xbox」の方のみXbox Series X|S、Xbox One X、Xbox Oneも対応する。それ以外の違いは、同社の公式サイトによると「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for Xbox」は、Xboxデバイスとシームレスに動作するよう設計されていて、Xboxエコシステムに最適化された体験ができる。

「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStation」

 一方の「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStation」は、PlayStation デバイスとシームレスに動作するよう特別に設計されていて、PlayStation エコシステムに最適化されているとしている。対応コーデックについては両モデルとも公表していない。

 さらに付属品のケーブルにも違いがある。 「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStation」の付属品は替えのイヤーピースが2種類と、USB-C to USB-Cケーブルが1本となっている。ケーブルは編み組式でしっかりとした作りで、長さは42cmとなっている。

 一方で、 「Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for Xbox」の方は、Xbox Series X|Sなどとの接続を想定し、USB-C to USB-Aケーブルが付属する。

付属のUSBケーブルの片側は、USB Type-Aになっている

 イヤフォンの仕様は周波数特性は20 Hz – 20 kHz、インピーダンスは32Ω、ヘッドフォン感度は102dB、入力電力は25mW。マイクの仕様はS/N比は65dB、感度は-40dBとなっている。バッテリー持続時間はイヤフォンで10時間、充電ケースで25時間のトータル最大35時間となっている。

 特徴的なのは、一般的な2.4GHz対応のワイヤレスイヤホンは、USBドングルを別途用意し、ケース内に収まっているが、本製品は、充電ケースに2.4GHzワイヤレス接続用の機能を内蔵している点が特徴だ。つまり、充電ケースそのものをUSB接続することで、2.4GHz接続用のレシーバーとして利用できる。小型のUSBドングルは、スマートフォンやNintendo Switch 2などに接続したまま使用するには便利だが、落としてなくしてしまう可能性もある。

 また、接続するデバイスのインターフェースが密集していた場合、USBドングルが隣りのポートにかかるなど、邪魔になることもある。

 一方で、本製品の場合、普段からイヤフォンと持ち歩くケースがドングルの役割になるため、USBドングルよりはなくす可能性は低いと思われる。また、付属の細いUSB-Cケーブルで接続するため、インターフェースが密集していても、隣のポートに干渉する可能性は低そうだ。

 さらに、競合製品でもケースは別途充電する必要がある。しかし、本製品の場合は2.4GHzで接続する際に、PCのUSB給電が可能なポートに差していれば、イヤフォン使用中でもケースを充電できる。そして、外出する際にはイヤフォンの充電は減っていても、充電されたケースに入れて、充電が開始されるため、非常に効率的だ。

 一方で、ポータブルゲーム機に差して2.4GHz接続する際は、邪魔になるというデメリットはあるが、そこはトレードオフで、そういった場合はBluetooth接続を使用すればよいと割り切れば、本製品の方が良いと考えられる。

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