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賞金総額は1000万円以上!学生対象のゲームコンペ「CAPCOM GAMES COMPETITION」イベントレポ、RE ENGINEで制作されたオリジナルゲームの数々に驚いた

  • 文●いちえもん 編集●ハッチ

 カプコンは11月29日、ベルサール秋葉原2Fにて「CAPCOM GAMES COMPETITION」の授賞式を開催した。

 CAPCOM GAMES COMPETITION は、カプコン初となる学生向けゲーム開発コンペティション(対象は国内の大学・大学院・専門学校に在籍している18歳以上の学生)。93チームのエントリーから選ばれた15チームが6か月の期間でオリジナルゲームを制作し、同社ならびに協賛各社の審査を経て優れた作品を選抜・表彰するというものだ。

 15チームには、パブリッククラウドサービス経由でRE ENGINEによるゲーム制作環境を提供。学生チームたちは短い期間でオリジナルゲームの制作に取り組み、14チームが今回の授賞式に臨んだ。

AWSやインテル、NVIDIAなどの企業が本イベントに協賛
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RE ENGINEで制作された学生作品をプロの開発者たちが審査

 CAPCOM GAMES COMPETITIONの審査員はカプコンの開発者および協賛企業の代表者が務める。持ち点配分方式で採点を行い、合計点の高いゲームから受賞作品を決定する。

 賞金総額は最大1000万円以上で、「最優秀賞」「優秀賞」「特別賞」「協賛企業賞(AWS賞、Autodesk賞、インテル賞、タートル・ビーチ賞)」にふさわしいチームを選んでいく形だ。

主催者であるカプコン 代表取締役社長 最高執行責任者(COO)の辻本春弘氏のビデオメッセージ
カプコンの開発者、ならびに協賛各社の代表が審査員を務める

 『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のディレクターを務めた鈴木佳剛氏は、「オリジナリティやゲーム体験などを基準に、複数の視点をもってバランスよく審査を行った」とコメント。

 さらに、審査員にはよかった点や改善点などをコメントしてもらったと語る鈴木氏。ただ単に受賞作品を決めるだけでなく、ゲーム制作に励む学生たちに有益なアドバイスを提供する点に好感を抱いた。学生チームにとっては励みにもなるうえに、今後の制作においてプラスになること間違いなしだろう。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のディレクターを務めた鈴木佳剛氏は、審査の基準や裏側などを語っていた
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