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ROG Allyでも60fps貼り付きで遊べる!『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』のフレームレートをチェック

Radeon RX 7600 XTでも4Kでほぼ60fps!

 では、実際にどの程度のスペックが要求されるのかを確認したい。Steamで公開されている推奨スペックは、CPUがインテル「Core i7-4790」(4コア/8スレッド、最大4GHz)またはAMD「Ryzen 5 1600」(6コア/12スレッド、最大3.6GHz)と、9~6年前のミドルからミドルハイのプロセッサーとなっている。

 グラフィックスの要件はNVIDIA「GeForce RTX 3070」(8GB GDDR6)またはAMD「Radeon RX 6750 XT」(GDDR6 12GB)、Intel「Intel Arc A770」(8GB GDDR6)と、最も古くて4年前のミドルハイクラスのGPUと、こちらはやや要件が高めだ。

Steamで公開されているシステム要件

 ただし、この推奨スペックは3840×2160ドット(4K)の高解像度にし、FSRやDLSS、XeSSと各GPUのアップスケーリング機能を有効にした場合に60fpsで動作する際の要件となっている。1920×1080ドットのフルHDで60fpsで遊ぶには、最低スペックの要件さえ満たせればよいため、古めのPCでも遊べそうだ。

 そこで、まずは以下環境で動作を確認してみた。

【検証環境】
ディスプレイGIGABYTE「M28U」(28インチ、3840×2160ドット、144Hz)
CPUAMD「Ryzen 7 9700X」(8コア/16スレッド、最大5.5GHz)
ビデオカードASRock「Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC」(8GB GDDR6)
マザーボードASRock「X870E Nova WiFi」(AMD X870E、ATX)
メモリCORSAIR「CMH32GX5M2B5200Z40K」(16GB×2、DDR5-5200)
ストレージWestern Digital「WDS200T3X0E」(2TB、PCIe 4.0)
電源SUPERFLOWER「LEADEX PLATINUM SE 1000W」(1000W)
OSWindows 11 Home(23H2)
コスパが高く、比較的お買い得なRadeon RX 7600 XT環境でテスト

 グラフィック設定はアップスケーラーを「AMD FSR 3.1.2」、クオリティは「Quality」にして、「AMD Anti-Lag 2」も有効にしてトレーニングモードでのフレームレートをCapFrameXで計測した。

グラフィック品質は「最高」にしているが、アップスケーラーを有効にすると「カスタム」と表示が変わる。垂直同期はオフにしている
AMD FSR 3.1.2を選択。シャープネスは0.0のままにしている

 解像度が3840×2160ドットでも平均が59.9fpsとほぼ60fpsで、1% Low Averageが47.1fpsと30fpsを超え、体感的に遅延することもなかったので、4Kの高画質でも遊べそうだ。最近のAMD SoftwareはHYPR-RX設定にすると、フレーム生成のAMD Fluid Motion Frames 2(AFMF 2)も有効になる。

 競合メーカーの格闘ゲームだと、AFMF 2が有効だと目に見えて動きが倍速されるが、『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』では、AMDのロギング機能では60fpsを超えた数値になっていても、体感的にはほぼ変わらない動きでプレイできた。おそらく、わざわざ無効にする必要はないと思うが、今後のアップデートでどう変わるか分からないため、心配な人はAFMF 2は無効にしておくとイイだろう。

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