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7年前のGPU流用でも『アークナイツ:エンドフィールド』がWQHDで快適!?DDR4メモリ対応マザーボードとパーツ流用でPC再生して乗り切る方法を細かく解説

目次
  • 文●ハッチ

設定次第で最新のゲームがWQHD以上で快適動作!

 最後に、一部パーツを流用して作ったPCが、実用的であるのかその性能をチェックしてみたい。改めて、PCの構成は以下のとおり。

【検証環境】
CPUインテル「Core i5-1440F」
(10コア/16スレッド、最大4.7GHz)
マザーボードASUS「TUF GAMING B760M-PLUS WIFI D4」
(Intel B760)
ビデオカードSAPPHIRE「NITRO+ RADEON RX 5700 XT 8G」
(8GB GDDR6)
メモリADATA「AX4U32008G16A-DW50」
(8GB×2、DDR4-3200)
SSDWestern Digital「WD_BLACK SN770」
(1TB、Gen 4)
電源ユニットSUPERFLOWER「LEADEX PLATINUM SE 1000W」
(1000W、80PLUS PLATINUM)
PCケースASUS「Prime AP202 TG ARGB」
OSMicrosoft「Windows 11 Pro」(25H2)

 まずは、CPU性能を測定する定番ベンチ「CINEBENCH」で性能を検証。CINEBENCHの最新バージョンはCINEBENCH 2026だが、古い環境のためあえて1世代前のCINEBENCH 2024でスコアを測定した。

 スコアはマルチが517pts、シングルスレッドが103ptsとなっていた。シングルスレッド性能は若干低いものの、DDR5メモリ搭載PCとほぼ同じくらい。一方で、マルチコアはメモリによっては800pts強の性能が出ることもあるので大分低め。

 最近のゲーミングPCだと水冷クーラーが当たり前のように搭載されていることもあるため、メモリの速度や冷却性能により、やや低くなっている可能性もある。メモリは流用しているため、経年劣化による性能低下も疑えるが、近いか確定のAMD Ryzen 5 5600Xは、環境によっては500pts前半と考えれば、古いPCパーツを流用してと考えれば十分実用的とも言える。

 次にGPU性能の定番ベンチマークソフト「3DMark」でスコアを測定した。

 Fire Strikeは2019年当時、今回使用したCore i5-1440Fよりも性能の低いCPUとの組み合わせで、筆者の古い記事の記録で20000を少し超えるくらい。Time Spyも9200~9300の間といったスコアだったので、これは古いPC環境と比べれば高めといったところ。

 さすがに、最新のRadeon RX 9000シリーズで一番コスパの高いRadeon RX 9060 XT(8GB)モデルでも、Fire Strikeが34000台、Time Spyが16000前後なので、それと比較すると性能は低いが、当然CPU内蔵のGPUよりはかなり高い性能を有しているので、フルHDであれば十分最新のPCゲームが遊べる性能と言えそうだ。

 今度は実ゲームベンチの定番『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』のベンチマークソフトで、性能を測定した。

 ファイナルファンタジーXIVのベンチマークソフトの評価は、2つ前の『漆黒のヴィランズ』までは7000以上が最高評価の「非常に快適」だったが、1つ前の『暁月のフィナーレ』からは15000以上が「非常に快適」、11000~14999が「とても快適」評価になっている。

 1920×1080ドットであれば、13000超えの「とても快適」評価。フレームレートは平均93fps、最低54fpsと、最低が60fpsを超えていないものの、普通に快適に遊べるスコアになっている。2560×1440ドットでも「快適」評価で、平均66.3fpsと60fpsは超えているので、大規模戦闘でもなければ十分遊べるといった性能を見せている。

 最後にいくつか、実ゲームのフレームレートをCapFrameXで測定した結果をみていきたい。最初は根強い人気の『エーペックスレジェンズ』のフレームレートだ。エーペックスレジェンズは、プリセットがないためデフォルト設定で、解像度を3840×2160ドットの4K、2560×1440ドットのWQHD、1920×1080ドットのフルHDと3パターンで測定している。最低フレームレートは1% Low Avarageを参照している。

『エーペックスレジェンズ』の設定
射撃訓練場でのフレームレートを計測

© 2026 Electronic Arts Inc.

 『エーペックスレジェンズ』は、フルHDなら132.8fpsで、最低83fpsと120Hz以上のリフレッシュレートを活かせる性能を見せている。解像度を4Kにしても平均99.2fps、最低も67.9fpsと60fpsを優に超えているため、カジュアルに遊ぶ分にはそこそこ快適と言えそうだ。

 今度は軽めでカジュアルなアクションゲームということで、2026年2月13日と発売から間もないホラーゲームTHQ Nordicの『REANIMAL』をピックアップ。

REANIMALの設定
序盤の木々が多い森の中での移動時のフレームレートを測定

©2026 TARSIER STUDIOS ® AB. REANIMAL ® is developed by TARSIER STUDIOS ® AB and published by THQ Nordic ® GmbH. THQ ® and THQ Nordic ® are registered trademarks of THQ Nordic ® AB, Sweden. All related rights, titles, trademarks, logotypes, and copyrights used in REANIMAL ® are the exclusive property of TARSIER STUDIOS ® AB unless specifically stated otherwise. All rights reserved. Unreal Engine, Epic Games, Inc. Unreal, Unreal Technology, and the Powered by Unreal Technology and any respective logos are trademarks and/or registered trademarks of Epic Games, Inc. in the United States and elsewhere. All related other marks, trademarks, logos, and copyrights are the exclusive property of their respective owners. All rights reserved.

 最新世代のGPUだと軽く感じたが、画質が「最高」設定だと4Kだと平均15fpsを割る動作に。操作している感じでは、明らかなスローモーションにはなっていなかったが、CapFrameXの結果は100%Low FPSになっていて、かなり厳しい感じ。フルHDまで解像度を落とすと平均50fps、最低31.1fpsとギリ30fps以上をキープできているので、まあ遊べなくはないと感じになっていた。

 「最高」画質では厳しかったので、プリセットを「中」まで落としてみたところ、以下のように4Kでも平均、最低ともに30fpsを超え、WQHDなら平均62.4fps、最低52.9fpsとまずまずな動作になったので、「中」設定まで落として遊ぶのが良さそうだ。

 最後に、よりカジュアル層向けにスマートフォン向けにも配信されているが、工場ライン設計などの操作が大画面の方が良いとPCユーザーも多そうな『アークナイツ:エンドフィールド』でフレームレートを測定してみた。

グラフィックプリセットは「高」にしてフレームレートを測定した

© 2022-2026 GRYPHLINE.All Rights Reserved.

 『アークナイツ:エンドフィールド』のプリセットは最上位が「最高」だが、古いGPUを流用しているため、デフォルト設定の「高」のままで測定してみた。フレームレート設定だけは60から120に上げている。

 解像度が4Kでも平均46.6fps、最低30.2fps、CapFrameXのLow FPS評価もわずか0.3%なので遊べると言える動作をしている。ただし、フレームレートの計測は、フィールド探索中に鉱物採取などをしている時のフレームレートなので、戦闘など激しいエフェクトが表示されるシーンでは、これを下回るので4Kの画質重視で遊びたい場合は、グラフィック設定を下げる必要がありそうだ。

 一方で、WQHDは平均90.2fps、最低49.7fpsと余裕があるため、ソロのカジュアルアクションゲームと考えれば、十分快適に遊べると評価できるだろう。

パーツを買い換えてPC再生するならマザーボードは有効

 PCが古くて作り変える際に流用し易いのは、大きく性能に関わらない電源ユニットやPCケース、メモリにストレージだ。メモリに関しては、最新のDDR5が大きく高騰しているため、5年以上前のPCやDDR4メモリが余っている自作ユーザーならDDR4メモリを流用して組み替えてみれば、価格を抑えてPCが再生できる。

 マザーボードは、5年以上前からはUSB Type-Cが標準化し始めたり、長らく変わらなかった有線LANポートが1Gbpsから2.5G LAN以上になったりと、DDR4対応の最新に変えることでの恩恵も大きいので、今回紹介した「TUF GAMING B760M-PLUS WIFI D4」のようにコスパの良い製品に買い替えるメリットはある。

 もちろん、ストレージや電源ユニットも経年劣化などにより、使用頻度によっては故障するリスクはあるが、ストレージの健康状態を確認できる「CrystalDiskInfo」で状態を確認し、クラウドにバックアップも取っておいて、OSをクリーンインストールして、メモリの価格が低下するまでの数年を乗り切れるのもアリだろう。

 PCケースも10年以上使用するユーザーもいるが、使用しなくなったシャドウベイが排除されたり、フロントインターフェースにUSB Type-Cが追加されたり、デザインも中を見せるピラーケースに流行したりと変わっている。見た目を変えれば中身が古くても流行りの新製品のようなデザインのPCとして再生できるので、今回紹介した「Prime AP202 TG ARGB」など新しいケースを試してみるのも一興だろう。

 新しい完成品PCはスペックの割に高い、故障してないPCパーツを流用して新しくPCを再生したいと考えている人は、DDR4メモリでの価格を抑えたPC自作も検討してみてはどうだろうか。

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