- 文●タカフグ 編集●ハッチ
目指せ1000Hz?ASRockの日本市場での挑戦
――社内外から製品に関する様々な意見があるかと思いますが、原口さんのご意見として、将来的に日本市場に投入したいような製品などはありますか?
原口氏:そうですね、やっぱりリフレッシュレートが速いものを作りたいですね。具体的には、なるべく早く1000Hzのモニターを出したいと思っています。
――1000Hzですか。そこまでだと、人間に知覚できるのか怪しいですね。
原口氏:人間に限界があっても、ハードウェアが限界を決めてはいけないと思うんですよ。ほとんどの人に1000Hzの意味がなくても、それに順応する人が出てくる可能性も0ではないでしょうし、人間がボトルネックになるまではハードウェアの性能が勝ち続けなければならないと考えています。となると、やっぱり500Hz程度じゃまだまだ物足りないので、OLEDで1000Hz以上のパネルを探していたりはしていますね。
――技適の面で日本向けモデルはアンテナを取り払ったということですが、代わりに日本向け製品特有の機能などを搭載する予定などはあるのでしょうか。
原口氏:今出しているモデルが国内でしっかりと売れて、ちゃんとある程度の数が出る想定ができたうえで、「これだけ売れるなら何か面白い機能を付けられるけどどうする?」という話が出たらぜひやりたいなとは思っています。
――今回の製品には、ゼロブライトドット保証というサポートを行ってらっしゃいますが、これについてはいかがですか?
原口氏:これはグローバルでは行っていない、日本だけの施策になっています。ユーザーさんからドット抜けが怖いという声があったので、そういった保証が可能なクオリティのパネルを選別し、それでもドット抜けがあった場合には、保証期間内であれば新品交換を行うというサポートです。

――それは、通常よりコストが掛かってしまうのではないでしょうか?
原口氏:もちろん掛かるのですが、やっぱり初めて届いたゲーミングモニターの真ん中にドット抜けがあったりしたら、いい思い出にはならないと思いますので、どうしても保証を付けたいと思ったんです。グローバルではそこまでの保証はやりすぎではという意見もあったのですが、日本で展開する中でそれは譲れないかなと。そんな風に、日本市場でもできる限りのことはしていきたいと考えています。
――ちなみに、原口さんご自身もゲーマーとのことですが、どういったモニターを使用されているのですか?
原口氏:私はトリプルモニターですが、メインは34インチの湾曲ウルトラワイドで、フルHDの500Hzでゲームしています。FPSなどをやっている方はもっと小さいモニターが主流ですけど、今なら32インチなどで少し画面から離れてプレイするほうが、目の負担も少なくなるのでいいと思います。
――プロゲーマーさんだと、オフライン大会なども想定した環境に慣れておかなければならないといった事情もあるので、なかなかデバイス環境を変えるような挑戦はしにくいかもしれませんね。
原口氏:我々はプロではないからこそ、そういった挑戦をしやすいというのもあると思います。なので一般のゲーマーさんたちは、どんどん新しい環境に挑戦していってほしいですね。
――ありがとうございます。最後に、ファンの方へのメッセージなどありましたらお願いします。
原口氏:より良い環境で安心して皆さんにお使いいただけるように、ゼロブライトドット保証のようにユーザーさんの声を反映した施策は積極的に実施していきたいと思っています。ご要望などがございましたらぜひ、SNSなども通じて忌憚ないご意見を頂ければと思います。今後ともぜひよろしくお願いします!

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