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VRAM16GBの最新GPUなら4Kでも快適!シリーズ最高傑作『DEATH STRANDING 2』のPC版をレビュー

目次
  • 文●いちえもん 検証パート文/編集●ハッチ

前作よりもアクション要素が増し、さらなる緊張感に襲われる

 デススト2は、前作よりも配達が過酷になった気がしている。なぜなら、自然の脅威や、配達を阻む敵など、プレイヤーを苦しめる要素が格段に増えているからだ。

 自然の脅威については地震や砂嵐、敵についてはBTやバンディット、そして謎の武装ロボット、大型BTなどが挙げられる。容赦なく襲いかかってくる脅威と対峙しつつ、荷物を配達しなければならないのだ。

砂嵐や地震などの自然災害が随時発生する
人型の「BT」を避ける場面。BTに見つからないよう、息を止めながらこっそり移動する必要がある(もしくは専用の武器で戦う)
「バンディット」と呼ばれる敵対勢力と対峙することもある。BTほど強くはないが、多彩な装備を駆使してサムに襲い掛かってくるため厄介だ
大型BTとバトル
新たな敵として武装ロボットも登場する

 前作とくらべると、本作は戦闘とステルスといったアクション要素が増えた印象だ。バンディットの拠点から荷物を奪還する、拠点を制圧するクエストが増えたためか、戦う・隠れるアクションがかなり求められるようになった。

 拠点の規模も敵の数も前作以上で、配達ルートだけでなく潜入ルートも考えなければならない。ひとりずつ敵を拘束しながらこっそり進んでもいいし、武器を使って果敢に立ち向かってもいい。選択肢の幅が広いため、好きなプランで攻略できるところが面白い。

敵の拠点を偵察。拠点に潜入する前に、敵の数を確認しておくといい
草むらに隠れ、敵の動きを確認
遮蔽物に隠れて様子を見る
敵に見つかったら戦闘開始。食らえ、魂のドロップキック!

 前作は配達重視だったのに対し、本作は配達とアクションの双方をバランスよく楽しめるようになっている。戦闘の機会が増えているため、前作を超える緊張感に襲われること請け合いだ。アクションが苦手な人は「VR訓練」を受けるか、難易度を下げるといいだろう。

アクションの基礎を学べる「VR訓練」

NPCや他プレイヤーからの「いいね」が、やりがいにつながる

 「DEATH STRANDING」シリーズの魅力は、「いいね」の存在。SNSにおいては承認欲求を満たす要素としてネガティブに捉われがちだ。だが、デススト2においては、ゲームプレイのモチベーションを向上させる、または他プレイヤーの存在を実感できる役割を担っている。

 冒頭でも述べたが、本作は「ソーシャル・ストランド・システム」が肝となっている。シングルプレイだが、他プレイヤーの行動がゲーム内に共有・反映されるというものだ。たとえば、他プレイヤーが建造した橋を利用できる、他プレイヤーが共有したアイテム・ツールを利用するなどが挙げられる。

他プレイヤーの行動がゲーム内に反映される「ソーシャル・ストランド・システム」を採用
他プレイヤーが設置してくれた建造物やツールを利用できる

 逆もまた然りで、他プレイヤーのために何かしらの貢献をしてもOKだ。落としてしまった荷物を代わりに届けてもいいし、素材を他プレイヤーに向けて共有してもいいし、攻略に役立つ建造物を建ててもいい。

 つまるところ、疑似的なMMO体験ができるというわけだ。他プレイヤーが間接的に助けてくれると考えると、「シングルプレイだけどひとりじゃない」という希望が湧いてくる。そういった環境であるためか、相手からの「いいね」が心の支えになるうえに、ゲームプレイのモチベーションにもつながるのだ。

国道の復旧作業。他プレイヤーの世界にも反映される場合があるため、ヒマがあれば復旧しておくといい

 ちなみに、条件をクリアした状態で荷物を納品すると依頼人から「いいね」を獲得でき、それに伴って「配達人グレード」と「依頼人との親密度」も上がっていく。前者はサムのステータスを強化できる「ASAPエンハンスト」が増え、後者は素材の保管量や作れる武器などが増えるといった恩恵が享受できる。「いいね」を稼ぐことが攻略のカギと言っても過言ではないだろう。

「配達人グレード」。「いいね」の数に応じて上昇する仕組みだ
APASエンハンストはサムの能力をアップさせる要素
依頼を達成すると、依頼人の親密度(★)がたまっていく。親密度が上昇すると、装備や建築物のクラフトに必要な資材の保管量が増える

 ソーシャル・ストランド・システムは、「人々とのつながり」という本作のテーマを象徴するゲームシステムだ。SNSでは実感しにくいつながりを感じ取れる点こそ、本作をプレイすべき一番の理由である。シングルプレイだけれども見えない仲間がそばにいる感覚。本作を含む「DEATH STRANDING」シリーズでしか味わえない、至高の体験と言っても差し支えない。

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