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ルーターにAIは必要なのか?世界初のAI搭載『ROG Rapture GT-BE19000AI』を検証

目次
  • 文●ハッチ

ASUS製のゲーミングデバイスの最適化なども行える

 「ROG Rapture GT-BE19000AI」では、NPUが搭載されているため、AIアシスタントの「Private Edge AI」が起動しているため、ダッシュボードの検索窓などで質問をすると、設定方法や通信速度が遅い原因と解決などを提示していくれるという。残念ながら、現在は英語のみの対応で、今後の日本語対応は未定とのことだが、ASUS JAPANが日本語対応の要望は上げているとのことなので、今後の対応に期待したい。

英語で質問すると回答が表示される。筆者が借りた製品は試遊機で、この機能は動作しなかったが、ローカルでも動作するとのことなので、インターネットが接続できなくなった時でも、その解決方法などが提示されるなら便利そうだ
ちなみに、本体のライティングも変更できる

 セットアップ画面は、従来の同社のルーターが黒ベースにグラフィカルなUIだったところ、白ベースで情報量がまとまったUIに変わった。ダッシュボードには、WANの情報や、接続デバイスがどの周波数帯域に接続されているか、どの程度の速度が出ていたのか、有線LANポートはどのポートが使用中なのかなどの情報がまとまっている。

 「ROG Rapture GT-BE19000AI」のダッシュボード
編集部で使用しているASUS「RT-BE92U」のUI。比較すると色味や情報量が変わっているのが一目瞭然だ
チャンネルの使用状況なども確認できる

 同社のほかのルーターとつなぎ合わせて広い範囲で無線LANをカバーする「AiMesh」を構築し、管理する機能も搭載している。

「AiMesh」でノードの追加、最適化が行える

 また、「ROG Rapture GT-BE19000AI」では、AIにより無線・有線問わずPCやスマートフォンの通信が自動で高速化し、ゲームプレイが快適になる「AI Game Boost」機能も備える。本機能は3つのレベルで分けて紹介されている。

 レベル1は、ゲーム機やゲーミングPCを、ゲームの通信が優先されるゲーミングポート経由でLANケーブルで接続すること。また、AIが自動でROGのマザーボードや、ゲーミングノートPC、ゲーミングデスクトップPC、ROG Xbox Allyといったゲーム機型PCなど、ゲームをプレイするためのデバイスを認識し、その無線LAN通信を自動的に高速化する。つまりは、ほぼユーザー側は何もしなくても「ROG Rapture GT-BE19000AI」すれば、快適にゲームがプレイできるとしている。

3つのレベルで、ゲーム環境が快適になるとしている
試しにROG Xbox Ally Xを接続したところ、自動で最適化されていた

 レベル2は、従来の「Adaptive QoS」を進化させた「Adaptive QoE」で、パケット単位でゲームか動画か判別し、AIが運用パターンを学習して最適化してくれる。

デフォルトは「AIバランスモード」、ゲームをより快適にするには「ゲーム」を選ぶと良いようだ

 また、自分でゲーム優先の“ゲームネットワーク”も作れる。SSIDごとにVPN接続も割り当てたり、Open NATの設定をカスタマイズしたりし、オンラインゲーム接続環境を強化できるとしている。

ゲームネットワークはゲスト用としても作れる
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