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Radeon RX 9070 XTでは4Kで150fps超え、『Battlefield 6』は原点回帰に成功した良作!キャンペーンとマルチプレイをレビュー

  • 文●いちえもん 編集●ハッチ

 エレクトロニック・アーツのFPSタイトル『Battlefield 6』(バトルフィールド6)が、2025年10月10日についに発売された。2021年11月12日発売の『Battlefield 2042』から約4年ぶりの新作であり、2018年11月9日発売の『Battlefield V』から約7年ぶりのナンバリングタイトルとなる。

 本作は『バトルフィールド 3』『バトルフィールド 4』以来の”現代戦”が舞台であるほか、最大64人の大規模戦、破壊描写の刷新、兵科システムの復活など、「原点回帰」に振り切っていることが大きな特徴だ。

 筆者は、発売前に『Battlefield 6』をプレイすることができた。そこで今回は、本作に収録されているシングルキャンペーンとマルチプレイのレビューをお届けしたい。

目次

緊迫感ある戦争とストーリーを体験

 まずは『Battlefield 6』のキャンペーンモードから。シングルプレイ専用のモードで、『Battlefield V』以来の実装となる。

 西側諸国の防衛を司る「NATO(北大西洋条約機構)」が混乱する、2027年の世界が舞台。崩壊の一途をたどるNATOに代わって、民間軍事企業の「パックス・アルマータ」が権力を掌握する事態に。

 世界秩序の崩壊が刻一刻と迫る中、パックス・アルマータの侵攻を阻止すべく、米海兵隊の精鋭部隊「ダガー1-3」は世界を股にかけた紛争に身を投じる。プレイヤーはダガー1-3のメンバーを操作し、緊迫感あふれる戦争を体験することになる。

NATOの混乱に乗じ、民間軍事企業「パックス・アルマータ」が他国に侵攻する事態に
「パックス・アルマータの侵攻を阻止すべく、米海軍精鋭部隊の「ダガー1-3」が立ち上がる

 2年先の未来を描いているが、一応は”現代戦”という位置づけだ。米海軍精鋭部隊vs民間軍事企業の戦いを描いていて、パックス・アルマータの襲撃で部下を失った過去を持つ「マーフィー」、斥候兵の「ゲッコー」、ダガー1-3のリーダーである「カーター」の視点を織り交ぜながら、ストーリーが進行していく。

ダガー1-3に所属するメンバーの視点で、ストーリーは進行していく

 興味深いのは、各メンバーに作戦の指示を出せることだ。攻撃の指示はもちろんのこと、索敵やスモークの発動などの指示ができ、仲間との連携が攻略のカギと言ってもいい。

索敵やグレネード投下など、味方にさまざまな指示を出せる
敵にターゲットすると味方NPCが援護してくれる

 加えて、メンバーが弾薬を支給してくれたり、プレイヤーキャラが瀕死になったら蘇生してくれたりと、これまでのキャンペーンモードになかった救済システムが導入されている。司令官の指示だしに加え、味方NPCのサポートが充実している点も特筆すべきところだ。

銃弾が少なくなると、味方NPCが弾の補給箱を出してくれる
戦闘中に倒れたら、近くの味方NPCが蘇生してくれる

 「バトルフィールド」シリーズのキャンペーンモードは、マルチプレイの練習といった側面が強いと思われる。本シリーズのメインはマルチプレイであり、ストーリー体験は二の次と考える人も少なくない。

 だが、『Battlefield 6』のキャンペーンモードは映画的演出が冴えわたっていて、緊張感たっぷりの戦場が味わえるようになっている。先が読めないストーリー展開も含めると、マルチプレイとは似て非なる体験ができるだろう。

大迫力の破壊シーン
戦争映画さながらの臨場感あふれる展開
息つく暇を与えぬカーチェイス
戦車が登場するミッションもある

 いきなりマルチプレイから始めてもよいが、個人的にはキャンペーンモードから始めていただけると幸いだ。映画を鑑賞するような感覚で、極限の戦場体験を存分に味わってもらいたい。

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