「クオーツ」の選択が攻略のカギ
「クオーツ」と呼ばれる結晶回路は、『空の軌跡 the 1st』を攻略するうえで欠かせない要素のひとつだ。「クオーツなくして勝利なし」と言っても過言ではない。クオーツを「導力器(オーブメント)」に組み込むことで、様々な効果を発動できるようになる。
クオーツは「地・水・火・風・時・空・幻」の属性がある。例えば火属性のクオーツを装備すれば、火属性のアーツを発動できるといった具合だ。属性は敵の弱点を突くこともできるため、属性のバランスを考えることも必要不可欠となるわけだ。


キャラクターたちは「戦術オーブメント」というアイテムを所有している。戦術オーブメントのスロットにクオーツを組み込むと、キャラクターのステータス強化や先述したアーツ(魔法)の発動が可能になる。なお、アーツを使用すると「EP」というゲージが消費する。


戦術オーブメントにはラインが刻まれていて、各ライン上にクオーツを組み込むと属性値が合計される。属性値が一定値以上になると、特定のアーツが使えるようになる。たとえば、水の属性値が1以上になると、回復アーツ「ティア」と攻撃アーツ「アクアブリード」が使用できるといった感じだ。
属性値の高いクオーツをセットすることが肝心だが、悩むようであったら「自動装備」を使用するといい。バランス重視や物理優先、魔法優先といった形で最適なクオーツを自動でセットしてくれるからだ。

また、「セピス」というクオーツの欠片を使って、戦術オーブメントのスロットを開放させたり、クオーツを合成させたりすることも可能。セピスは敵の撃破時に獲得できる。レベル上げだけでなく、クオーツの獲得やセピス集めも重要になりそうだ。


まとめ:軌跡シリーズの原点をもう一度味わいたい人に
最初に軽く述べたが、筆者は「軌跡」シリーズならびに「英雄伝説」シリーズをプレイしたことがない。今回の先行体験会で初めて本シリーズを触れたわけだが、第一印象は『空の軌跡 the 1st』はJRPGの醍醐味が詰まった作品であることだ。
懐かしさがあふれる王道的なストーリーをはじめ、3Dグラフィックスで形作られた世界、奥深い戦闘システムなど、JRPGファンを満足させる要素が目白押しだ。シリーズ経験者はもちろん、シリーズ初心者も気兼ねなくプレイできるようなリメイク作品に仕上がっていると感じた。
シリーズの原点に回帰したい、もしくはシリーズの原点を知りたい。そういった願望を抱いている人にとって、『空の軌跡 the 1st』は忘れられない一本になるかもしれない。
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