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ASRockエントリー電源ユニット「PRO」は低コストPC自作にベストかも!? 16万円台のゲーミングPCで安定動作を確認!

  • 文●藤田 忠 編集●ハッチ

 ASRockは変態と称されるほどの攻めたコンセプトの製品を世に出したり、良好なコストパフォーマンスの製品を出したりし、PC自作erに愛される自作PCパーツの4大メーカーのひとつと言えるメーカーだ。

 そんなASRockが昨年末にPC向け電源ユニットの販売に参入した。ラインアップの頂点に君臨する「Taichi」ブランドをはじめ、同社ゲーミングブランドの「Phantom Gaming」。ホワイトカラーモデルも用意するASRockの鉄板シリーズ「Steel Legend」、そしてコストを重視した「Challenger」と、ASRockおなじみの4つのブランド、13モデルが店頭に並んでいる。

同社の電源ユニットは、魅力ある独自機能や予算に合わせた製品群など、ASRockらしいラインアップとなっている

 そして2025年9月5日より、最新のATX3.1規格に対応しつつも、iCoolモードや、+5VブーストといったASRock独自機能を省き、さらにコストを抑えたい人に最適な「PRO」ブランド製品の国内販売をスタートした。今回は、これらのASRock電源ユニットのラインアップを改めておさらいしつつ、最新の「PRO」ブランド製品とはどういった構成向けなのかをご紹介したい。

目次

高性能モデルからエントリーまで網羅した充実のラインアップ!

 まずは、昨年末の発売当初は品切れが続くなど注目を集める「Taichi」「Phantom Gaming」。「Steel Legend」「Challenger」ブランドのASRock電源ユニットをおさらいしていきたい。

構成を選ばない最上位「ASRock Taichi」

 ピラミッドの頂に立つフラグシップの「Taichi」は、80PLUS TITANIUM、Cybenetics認証取得した容量1300Wと1650Wの2モデルを用意。USBデバイスなどに安定して+5Vを供給できるように、+5V電圧を昇圧する「+5Vブーストモード」機能。

 さらに、12V-2×6ケーブルに温度センサーを内蔵し、異常発熱を検知すると強制的に電力供給をカットする安全機構など、ASRock電源ユニットのこだわりが備わっている。保証も10年と長期間。

「Taichi」を象徴する歯車マークもあしらったデザインとなっている。ハイスペック構成に不安なく組み合わせられる
12V-2×6コネクタを2基装備しているのも特徴だ

ゲーミングPC自作に最適な「ASRock Phantom Gaming」

 同社ゲーミングブランド「Phantom Gaming」は容量850W、1000W、1300Wをラインアップ。80PLUS認証はGOLDになるが、Cybenetics認証は容量で異なり、「PG-850G」はPLATINU/A+、「PG-1000G」はGOLD/A、「PG-1300G」はPLATINU/Aを取得している。

  Taichiと同じく、「+5Vブーストモード」と、12V-2×6ケーブルの安全機構を備えている。保証はTaichiと同じく10年。

紫色のデザインと「PG」ロゴが特徴の「Phantom Gaming」。国内では850W、1000W、1300Wの3種類を用意する
いずれの容量も、「+5Vブーストモード」のオン/オフスイッチを装備

電源ユニットも定番入り確実の「ASRock Steel Legend」

 次はASRockの定番中の定番マザーボードと同じ、「Steel Legend」だ。昨年末の発売以来、電源ユニットの売れ筋上位にラインクイン。人気容量の750W、850W、1000Wをラインアップし、80PLUS GOLDに加え、Cybenetics PLATINUM/A+、またはPLATINUM/Aを取得している。

 +5V電圧を昇圧する「+5Vブーストモード」を装備し、常時オンで動作するようになっている。ミドルクラスながら上位モデルと同じく安心の10年保証。

「ASRock Steel Legend」。メッシュタイプのファンガードを採用し、中央には「S」のロゴプレートが配されている
850Wと1000Wモデルには、ホワイトカラーモデルを用意している
ホワイトモデルは各種ケーブルのコネクタまで真っ白になっている

コストを重視した「Challenger」

 4つ目のブランドはエントリーに位置する「Challenger」だ。容量は650Wと750Wの2モデルを展開し、80PLUS BRONZE認証を取得している。さらにGOLD認証を取得する750Wモデルも用意している。

 ASRock電源ユニットの特徴である「+5Vブーストモード」機能を備えつつ、1万円を切っているのが魅力。ただし、各種ケーブルは本体根付けで、パーツ構成に影響する電源ケーブル、コネクタ数はEPS12V 4+4ピンが1基のみ、6+2ピン PCIeコネクタが2基。750Wモデルのみ、容量450W 12V-2×6ケーブルを備えている。

各種ケーブルは本根付けとなっている
ATX24ピンケーブルは、残念ながらフラットケーブルではない
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