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ASRockエントリー電源ユニット「PRO」は低コストPC自作にベストかも!? 16万円台のゲーミングPCで安定動作を確認!

目次
  • 文●藤田 忠 編集●ハッチ

ローエンドながらATX3.1対応の「PRO」製品が2モデル追加

 そして注目なのが、新たに国内での取り扱いが始まった「PRO」ブランドの製品だ。ASRockこだわりの独自機能は省かれているが、電源規格は最新規格のATX3.1に準拠している。容量650Wの「PRO-650B」と750Wの「PRO-750B」の2モデルを用意し、いずれも80PLUS BRONZE認証を取得している。

コストを抑えたPC自作に狙い目の「PRO」。実売価格は「PRO-650B」が7780円、「PRO-750B」が8980円
「Challenger」と同じく、各種ケーブルは本体根付けになっている
ATX24ピンケーブルを含めて、フラットタイプを採用している。柔らかく、ケーブルの取り回しはしやすそうだ

 パーツ構成に影響するケーブル構成は、EPS12V 4+4ピン×1、6+2ピン PCIeコネクタ×1が基本仕様となっており、750Wのみ12V-2×6コネクタを備え、最大450Wまで電力供給可能な12V-2×6ケーブルが付属している。

 マザーボードのEPS12Vコネクタは、4+4ピンの8ピンコネクタ、8+4ピンコネクタ、8+8ピンコネクタの3パターンのいずれかになっている。そのため、EPS12V 4+4ピン×1という仕様は大丈夫なの?と心配になるが、必ずしも8+4ピンや8+8ピンコネクタの両方に挿す必要はない。

 さらにEPS12Vコネクタは4ピンで最大192W、8ピンで384Wまでの電力を供給可能となっている。ゲームに特化した人気のCPU「Ryzen 7 9800X3D」でCPU電力リミットは162W、インテルの20スレッドCPU「Core Ultra 7 265K」で250Wなので、EPS12Vコネクタは8ピンのみでも安定して動作する。

8+4ピン仕様のEPS12Vコネクタ。8ピンコネクタのみ接続した状態でも、まったく問題なく動作する
「PRO-650B」のケーブル構成
PC構成に影響する電源ケーブルの構成は、EPS12V 4+4ピン×1、6+2ピン PCIeコネクタ×1
容量750Wモデルは、ATX3.1規格とPCIe5.1をサポート
750Wモデルは、12V-2×6ケーブルが追加されている。コネクタ部は甘挿しを防ぐ、接続部が緑色のデュアルコネクタが採用されている
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