- 文●いちえもん 編集●ハッチ
琉球古武術の使い手、最高のパパ、最強のツッパリ……桐生さん、あんたすげぇよ
『龍が如く 極3』の試遊で興味深いと感じた新要素は山ほどある。その中でもとくに気になったのは、「バトルスタイル」「アサガオライフ」「チームバトルコンテンツ」の3種類だ。
まずはバトルシステムから。桐生一馬は豪快な喧嘩アクションが特徴的だが、『龍が如く 極3』ではデフォルトの「堂島の龍・極」に加えて、舞台の沖縄にちなんで「琉球スタイル」と呼ばれる戦闘スタイルも利用できる。
琉球スタイルは沖縄の「琉球古武術」から着想を得たものだ。近接攻撃から範囲攻撃まで、武器のラインナップおよび攻撃手段は多種多様となっている。ボス戦では近接特化の武具を、雑魚敵との集団戦では範囲攻撃特化の武器を扱うなど、状況に適した武器で柔軟に戦えるわけだ。


「龍が如く」シリーズに登場する武器は通常の格闘よりも強い反面、数回の使用で壊れる、いわば使用不能になってしまう。そのため、一時しのぎのアイテムといった印象が強かった。
しかし、今回の琉球スタイルは多様な武器を無限に使えるのがメリットだ。堂島の龍・極と一緒に活用することで、戦闘でアドバンテージを得られると同時に、豪快かつ爽快な戦闘も味わえるのではないかと思った。

次は、アサガオライフと呼ばれるコンテンツ。作中に登場する児童養護施設「アサガオ」にて、桐生がミニゲームを通して子どもたちと絆を深めるというものだ。宿題の手伝いや料理、裁縫などのミニゲームで子どもたちの悩みを解決し、「パパランク」を上げていき、最高のパパを目指すことになる。

アサガオライフを軽く触ってみたが、やりこみ要素のひとつとしてじっくり楽しめそうだった。どのミニゲームもシンプルながら、一度やり始めたら止まらなくなるような中毒性があるからだ。喧嘩続きのストーリーから外れて、アサガオで癒しを得るのも悪くない気がする。




最後は、桐生が沖縄のレディースチーム「ハイサイガールズ」と一緒に最強のツッパリを目指すコンテンツ。桐生は巻き込まれ体質の主人公だけあって、弱小レディースチームに手を貸す羽目に。レディースチームの仲間を集め、敵対するチームの拠点を襲撃し、全国統一を目指していく。
諸事情でスクショできなかったが、仲間とともに敵チームの拠点を攻略するバトルがとても面白かった。仲間とともに複数のルートを攻略し、最終エリアにいるボスを倒せばクリアとなる。どのルートから攻略すべきか、どの仲間を編成すべきかなど、戦略性に富んだ内容に引き込まれた。


『龍が如く 極3』を試遊してみて、オリジナル版の『龍が如く 3』よりもできることが増えた印象だ。桐生のポテンシャルが大幅強化された(?)点もそうだが、新要素の数々に魅了され、純粋に楽しむ自分がいた。
オリジナル版をやりこんでいた人も、オリジナル版未プレイの人も、本作の潤沢ぶりに衝撃と感動を覚えることだろう。そしてリメイク版をプレイした人の多くはこう思うにちがいない、「桐生さん、あんたすげぇよ」と。

コメント