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ベンチ結果はRadeon RX 7600 XT相当!4Kでも設定次第では遊べる「Steam Machine」性能検証

  • 文●ハッチ

 世界最大級のPCプラットフォーム「Steam」を運営するValveは、2026年6月23日にSteamOSを搭載したゲーミングシステム「Steam Machine」を、日本・台湾・香港にて販売を開始した。

 日本での販売はValveの正規販売パートナーであるKOMODOが行っている。発売時の価格などは既報のとおりだが、2TB+Steam Controllerが26万4980円。2TBモデルが24万9980円、512GB+Steam Controllerが20万4980円、512GBモデルが18万9980円。

 発売してから即売り切れ、現在も売り切れ状態ではあるが、同社はハンドヘルドゲーム機の「Steam Deck」の時も同じように発売当初は売り切れ、その後再販・価格改定などを行ったため、しばらくしたら再販されるものと思われる。

 では、実際に本ゲーミングシステムが、どういったものだったのか、実機をお借りする機会を得たので、ご紹介したい。

目次

Zen 4のCPUにRDNA 3のGPUを搭載

 「Steam Machine」のスペックは、以下のとおり。CPUは「AMD Custom CPU 1772」と認識されるZen 4アーキテクチャーのカスタムプロセッサー。また、RDNA 3アーキテクチャーで、CU(Compute Unit)が28、VRAM 8GBのGPUを搭載している。通信機能はWi- Fi 6EにBluetooth 5.3となっている。

「Steam Machine」の主なスペック
CPUセミカスタムAMD Zen 4プロセッサー(6コア/12スレッド)
GPUセミカスタムAMD RDNA3 GPU(CU28、2.45GHz、TDP110W、8GB GDDR6)
メモリー16GB(DDR5)
ストレージ512GB or 2TB SSD
無線機能Wi-Fi 6E(2×2)、Bluetooth 5.3
インターフェースDisplayPort 1.4、HDMI 2.0、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2、USB 2.0×2、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、ギガビットLAN
サイズ156(W)×162.4(D)×152(H)mm
重量2.6kg
OSSteamOS 3(Archベース)
デスクトップKDE Plasma
システム情報を確認するとCPUは「AMD Custom CPU 1772」と認識されていた。動作クロックは4.86GHz

真四角に近いデザイン&フロントパネルは簡単に変更可能

 本体の形状はいわゆるキューブ型で、奥行きが少し長いもののほぼ真四角になっている。そのため、小型とはいえフットプリント(設置面積)は、Nintendo Switch 2をドックに挿して置いた時などよりも、幅を取る。NUCと呼ばれる小型デスクトップ規格のPCよりも、さらに一回り大きく、高さに至っては2.5インチSSDなどを搭載しない背の低いタイプと比較すると、倍以上になっている。

 ASRockの人気小型ベアボーンDeskMiniシリーズとは、高さこそほぼ同じだが、横幅に関してはやはり倍以上となる。ただし、それだけ冷却に関しては余裕が生まれる。

Nintendo Switch 2との比較。Switch 2を正面に向けた時よりは、幅は狭いが設置面積は圧倒的にSwitch 2の方が省スペース
Intelの純正NUCはなかったが、サイズ感はほぼ同じのGIGABYTE「BRIX」が編集部にあったので比較してみた。容量的には3倍くらいありそうだ
DeskMini X600とサイズを比較。高さはややDeskMiniより低い(手を置いたら分かるくらい)だが、ほぼ同じ。ただし、横幅は倍以上になっている
上からの比較。奥行きも若干「Steam Machine」の方がある

 サイズ的にはより小さいサイズのPCは、Mac miniなど含め数多くあるが、デザイン的にはシンプルでゲーム機やPCというよりは白物家電に近く、日常空間に溶け込み易いと感じる人もいるだろう。また、フロントカバーは磁石で簡単に脱着でき、交換用フロントパネル付属モデルなら、2種類のカバーと取り換えができる。

デフォルトのブラックのカバーのほかに、レッドファブリックなカバーと、ウォールナット調のカバーがある
フロントカバーを外すと、ハニカム構造のフロントパネルが見える。上下左右の4点に飛び出した磁石のスタンドがあり、その分フロントカバーとの間に隙間ができ、上下左右から空気を取り込んで後ろから排気する冷却構造になっている
背面は140mmと思われるファンに、インターフェースがすべて下部に集約している
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