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ベンチ結果はRadeon RX 7600 XT相当!4Kでも設定次第では遊べる「Steam Machine」性能検証

目次
  • 文●ハッチ

ベンチマーク結果は事前の予想どおりRadeon RX 7600 XT相当の性能

 では、実際にSteam Machineでどの程度ゲームが快適に動作するのかを見ていきたい。まずはどれぐらいの性能があるのか『アサシンクリードシャドウズ』のゲーム内ベンチマークで、その性能をチェックしてみた。OSが異なるので、単純な比較にはならないが、一般的なPCと比べどれぐらいフレームレートが出て、どれぐらいのGPU搭載PCと近い性能なのかの指標としてみたい。

 解像度は3840×2160ドットの4Kと、2560×1440ドットのWQHDの2パターンで計測してみた。画質は「高」、AMD FSR:クオリティとして、ベンチマークを行った。

 結果は上記のとおり、4Kでは平均が37fps、最小が21fpsで、WQHDでは平均53fps、最小39fpsとなっている。既報のRadeon RX 9000シリーズのベンチマーク記事にて、1枚比較用に混ぜていたRadeon RX 7600 XTの結果が、4Kで平均34fps、最小26fps、WQHDでは平均55fps、最小30fpsだったので近い。

 Steam Machineが発表された当初、GPUスペックからRadeon RX 7600 XT相当ではないかと思われていたが、まさにそのとおりといったところだ。

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4K高解像度でも設定やゲームによっては快適に遊べる

 では、実ゲームでの動作ではどうだろうか。日本が舞台ということで人気を博した『Forza Horizon 6』をプレイ。プリセット「High+RT」、FSR:ウルトラパフォーマンス、解像度3840×2160ドットでゲームをプレイしてみた。

プリセットは「High+RT」に設定

 フレームレートは46fps前後、Frametimeは26.3msとなっていた。明らかなパワー不足で画面が常時ガクガクしていてプレイがまったくできない、といった感じではないが、時々画面が大きくカク付き、操作に支障が出るほどの遅延を感じる。さすがに、設定を落とさないと快適に遊べるとは言えない動作だった。

 プリセットを「低」設定にすれば80fps前後で動作していたが、肝心の映像美が損なわれるため、フルHDに落として画質プリセットを上げた方が、より滑らかな動作で快適に遊べそうだ。

画質設定次第では、60fpsを超える

 次に『モンスターハンターワイルズ』をプレイしてみた。解像度は3840×2160ドットの4K、グラフィックプリセットは「高」、AMD FSR:バランスに設定してプレイしてみた。

『モンスターハンターワイルズ』の設定

 『モンスターハンターワイルズ』は発売当初は重く、4K高解像度で快適にプレイするには16GB以上のビデオメモリーを搭載したGPUが必要だった。しかし、現在はアップデートにより、高解像度の動作は大分軽くなっている。そのためか、フレームレートは95~98fps前後で動作。

 時々、カク付きを覚えることもありましたが、より高性能なPCと比較してら分かる程度で、問題なく4Kでもプレイできると言えそうだ。

 とはいえ、Steam Machineは大型の高性能ビデオカードを搭載したゲーミングPCのように、4K高解像度PCゲームを120fps以上の高フレームレートでプレイするためのデバイスではない。Steamで配信されている一部家庭用ゲーム機用に販売されていないゲームも含め、そこそこ快適に動作するというのが最大の特徴だろう。

 そういう意味合いでは、前述した2タイトルのようなAAAのゲームも、4Kで動作しているだけでも立派だ。では、軽いゲームはどれぐらいで動作するだろうか。軽い格闘ゲームとして『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』で試してみた。プリセットはないため、解像度を4Kにしただけでプレイ。

『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』の設定。垂直同期はオフにしている

©TYPE-MOON / Project LUMINA

 『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、最新CPUの内蔵GPUでもゲーム上限の60fpsで動作するほど軽い。ゲーミングを謳わない小型PCやノートPCでも快適に動作するため、4K高解像度であっても60fpsに張り付いて快適にプレイできていた。

 次に今年4月に話題となった『バニーガーデン2』をプレイしてみた。『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』と同じく画質設定はないため、ゲームの解像度を4Kにしたのみでプレイしてみた。

©2026 qureate

 『バニーガーデン2』も非常に軽いため、アドベンチャーパートは上限の60fps、カラオケパートは検証に使用したMSIの27インチ、4K&144Hzモニター「MAG 274UPF」のリフレッシュレート上限の144fpsで動作していた。

 最後に軽いゲームジャンルとしてシューティングゲームも試してみた。テストには『R-TYPE FINAL2』を使用した。

 『R-TYPE FINAL2』も『バニーガーデン2』のカラオケパートと同様に144fpsで張り付いて動作していた。このように軽いゲームであれば解像度や画質設定を気にせず、快適に遊べるスペックは有しているようだ。

©Granzella Inc. “R-TYPE” is a trademark and/or copyright of IREM SOFTWARE ENGINEERING INC.

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