- 文●ハッチ
デュアルOLEDでリフレッシュレートはいずれも60Hz
SoCはQualcommが昨年の3月に発表した、Unreal Engine 5のリアルタイムに間接光や反射を再現する「Lumen」に対応した最新の「Snapdragon G3 Gen 3」を採用。ディスプレイは6.01インチのメインディスプレイと、3.92インチのセカンドディスプレイの2つを搭載。
メインディスプレイは解像度が1080×2160ドットで、アスペクト比18:9と、一般的な16:9よりは横長だが、ウルトラワイドの21:9よりもやや足りないといったサイズになっている。
一方、セカンドディスプレイは3.92インチで1080×1240ドット、アスペクト比 8:7と、こちらはレトロゲームなどが対応する4:3よりも若干縦に長い。この微妙なサイズ差により、16:9で表示されるゲームはメインディスプレイで左右に若干のデッドスペースが生じる。
パネルはOLEDとIPSパネルよりも黒が引き締まり、HDR対応なので、リアルな映像のゲームや、動画視聴には向くといった印象だ。
「ONEXSUGAR SUGAR1」の主なスペック | |
|---|---|
| メインディスプレイ | 6.01インチOLED(1080×2160ドット、18:9) |
| セカンドディスプレイ | 3.92インチOLED(1080×1240ドット、8:7) |
| SoC | Qualcomm「Snapdragon G3 Gen 3」(Kryo CPU 8コア) |
| GPU | Adreno A33(1.05GHz) |
| メモリ | 16GB(8533Mbps) |
| ストレージ | 512GB(UFS4.0) |
| 通信機能 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3 |
| インターフェース | USB Type-C、Micro SDカードスロット |
| バッテリー | 5400mAh |
| サイズ | 約218.5×96.1×40.9mm(シングルディスプレイモード)、約184.2×163.5×24mm(デュアルディスプレイモード) |
| 重量 | 約486.3g |
| OS | Android 14 |
公式サイトにリフレッシュレートの情報などがないため、より詳細な情報を「DevCheck Device & System Info」で確認してみた。ディスプレイはリフレッシュレートがいずれも60Hzと一般的だが、HDR10に対応している。


4つのスタイルに変形できる
最大の特徴である変形機構により、同社は4in1と4つのスタイルで使用できると謳っている。セカンドディスプレイは後ろに倒すことができるため、メインディスプレイのみにしてコントローラーを左右に配置したモードは「ポータブルモード」となる。

ボタンは4つのモードで違和感なく使えるように、数多く配置されている。インターフェースはUSB Type-Cと、Micro SDカードスロットのみと一般的なAndroidゲーム機と変わらない。最近のスマートフォンはiPhoneですらUSB Type-Cが基本になり、接続するイヤホンやヘッドホンはワイヤレスが基本という人も多い。しかしながら、3.5mmのオーディオジャックを使う人もまだまだいるので、3.5mmがない点のみ気になる人がいそうだ。
直下のメインディスプレイのみの「ポータブルモード」で見た場合、左右に一般的にはXYABボタンに相当する4つの〇ボタンがそれぞれ配置されている。通常だと左側の4ボタンの位置には、D-Padか十字キーなのでは?と疑問に思うだろうが、本機は各変形モードに合わせて、この4ボタンの上にマグネットで接続できる十字キーを取り付けて、十字キーとしている。



「ポータブルモード」の時の背面は以下のとおりで、セカンドディスプレイは背面に収まっている。

このモード時の上面は、電源ボタンと音量調整ボタン、左右にそれぞれL1R1、L2R2ボタンを備える。また、公式サイトではR2の手前に「マウスモードボタン」、L2の手前に「連射ボタン」を備えるとしている。

底面には充電やデータ転送用のUSB Type-Cポートを1つ備える。一般的なAndroidスマートフォンと同じく、設定のUSB設定でファイル転送を有効にすれば、PCにUSBケーブルで接続すれば、ファイルの転送も行なえる。

ポータブルモードの状態からセカンドディスプレイを上に配置すると、ポータブルモードと同じボタン配置でデュアルディスプレイが活用できる「スタンダードモード」になる。

一方で、ポータブルモードの状態で、コントローラーのみを外側から回転させ、メインディスプレイの下に持っていく「変形型コントローラーモード」では、内側にディスプレイがないため、指をコントローラーの内側に入れてホールドし、しっかりと持てる。
ホールド感は高いが、本機のみのスタイルで画面が一般的なポータブルモードよりも上に来るため、やや慣れるのに時間がかかる。また、コントローラーのヒンジ部分は、堅過ぎず柔らか過ぎない絶妙なバランスではあるが、ゲームに熱中するとヒンジを開いてしまいかねないので、あまりアクション性の高いゲームには向かないだろう。

ちなみに、このようにコントローラーをメインディスプレイの下に配置した場合は、コントローラー上部のL1R1、L2R2ボタンは、やや飛び出しているので操作できるが、「マウスモードボタン」と「連射ボタン」、電源ボタン、音声調整ボタンは隠れてしまう。
また、この配置の場合十字キーは、逆になってしまうため、逆側の4つのボタンの上に十字キーを移動させる必要がある。画面も上下逆になって回転し、内部処理できちんとゲーム側で十字キーと4ボタンも反転して認識するので、違和感なく操作ができる。

しかし、メインディスプレイのサイドに隠れていた、もう1つの電源ボタンと音声調整スクロールホイールが現れるので、「変形型コントローラーモード」でも電源のオン/オフと、音量調整は行なえる。

「変形型コントローラーモード」の状態で、セカンドディスプレイを背面から前に持ってくると、セカンドディスプレイが下側に表示される「スタンダードモード-上下反転」というモードになる。

このモードは、見た目ニンテンドー3DSにそっくりな状態で、ボタン配置的には「変形型コントローラーモード」と同じになる。
余談だが、セカンドディスプレイを完全には倒さず、45度くらい開いてスタンドにすることで、別途スタンドを使わずに机の上に立てて動画視聴などを楽しむこともできる。



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