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4スロットまでの高性能ビデオカードも搭載可能!Thunderbolt 5対応外付けGPU「Razer Core X V2」の使い勝手をレビュー

  • 文●ハッチ

 2025年の10月10日に、RazerのThunderbolt 5対応の外付けGPUボックス(eGPUボックス)「Razer Core X V2」が発売された。実売価格は8万6780円(Amazon税込み価格)となっている。外付けGPUボックスは、その名のとおりPCにGPUを外付けして、PCのグラフィック性能を向上させる製品だ。

 昨今はUSB4対応のノートPCや、ゲーム機型PC(ハンドヘルドPC)が増えている。そうした小型で持ち運びが可能なPCは、大きなビデオカードが搭載できるハイエンドなゲーミングデスクトップPCなどよりは、グラフィックス性能が劣る。

 しかしながら、「Razer Core X V2」の高性能なビデオカードを搭載して接続すれば、自宅ではノートPCやゲーム機型PCが、高性能なゲーミングデスクトップPC並みの性能になり、重量級のPCゲームも快適に遊べて、高画質な動画編集などでも活躍する。

 そんな、「Razer Core X V2」をRazerの正規代理店であるアユートにお借りしたので、本製品の使い勝手や魅力をご紹介したい。

目次

内部は広く4スロット厚までのビデオカードに対応

 国内で売られている外付けGPUは、それほど多くはない。たとえば、GIGABYTEはGeForce RTX 5090を搭載した「AORUS RTX 5090 AI BOX(GV-N5090IXEB-32GD)」を昨年の9月に発売しているが、GeForce RTX 5090を最初から内蔵し、57万9800円(税込)で販売していたが、現在は完売している。

 ASUSは、モバイル向けのGPUを搭載した「ROG XG Mobile」を販売していて、GeForce RTX 5070 Ti Laptop搭載のGC34Rが24万9800円(税込)、GeForce RTX 5090 Laptopを搭載したGC34Xが54万9800円(税込)となっている。

 また、GPD社やAYANEO、One-Netbookといったゲーム機型PCなどを販売する中華メーカーもモバイル向けGPU搭載の製品をいくつか販売しているのが実情だ。

 そうした製品は、GPUが最初から内蔵されている。しかし、「Razer Core X V2」はGPUと電源ユニットは搭載していないため、別途用意する必要がある製品となっている。そうした製品はSPARKLEの「TBX-850FA」(実売価格 6万5780円)、変わり種としてはビデオカードをむき出しで取り付ける、MINISFORUMの「DEG2 OCulink · Thunderbolt 5 eGPU ドック」(実売価格 3万5999円)がある。

 最初からGPUを搭載している製品は、別途ビデオカードや電源ユニットを用意する必要はなく、全てを1から用意する人に向く。一方で、「Razer Core X V2」は、メインPCのビデオカードを変更して、余ったビデオカードを流用したいといった人などに好適だ。

 また、デスクトップ用のビデオカードを搭載する製品は、GeForceを搭載するGIGABYTE製品しか選択肢がない。2025年以降はRadeon RX 9000シリーズのコスパが良く人気が高い。そのため、Radeon RX 9060やRX 9070を使って、ノートPCやゲーム機型PCのグラフィクス性能の底上げするには、「Razer Core X V2」は魅力的な選択肢となっている。

 ビデオカードむき出しでもOKという人には、割り切った分価格も安く、USBハブ機能も備える「DEG2 OCulink · Thunderbolt 5 eGPU ドック」という選択肢もある。しかし、やはりそれは落ち着かないという人には、120mmのファンも搭載する「Razer Core X V2」は、見た目のデザインもRazerらしいシックでカッコイイデザインで魅力的だ。

 ハイエンドなビデオカードも搭載できるサイズなので、奥行きは広く、左右や上部には数多くのパンチ穴があり、熱がこもり辛い仕様になっている。スチール製シャーシなので頑丈で、指で軽く押した程度では凹まず、耐久性の高さが窺える。ボディの表面はさらさらとした手触りだが、マットな仕上がりなため、触ると指の油の跡が付きやすいといった印象があり、その点は気になる人は気になりそう、といった印象だ。

背面はUSB Type-Cポートがあるだけとシンプル
左右どちらも数多くのパンチ穴が空いていて、熱が逃げやすくなっている

 搭載できるビデオカードのサイズは、ブラケットを含み82(W)×362.7(D)×185.1(H)mmで、4スロットまでと広く、3.5スロット対応までの「TBX-850FA」よりも余裕がある。

 電源ユニットは、160(W)×150(D)×86(H)mmまでのATX電源が対応可能。筆者は古めのThunderbolt 3対応で、電源ユニットは内蔵した外付けGPUボックスを所有しているが、12V-2X6コネクタ用ケーブルがなく、8ピンの電源ケーブルも2本しかないため、ハイエンドなビデオカードは搭載できなかった。

筆者が普段使っているAKiTiO「Node Titan」は、Thunderbolt 3対応で2.5スロットまでのビデオカードに対応。電源は650Wで、8ピン×2までのビデオカードしか搭載できなかった

 しかし、「Razer Core X V2」は最新のATX 3.1対応の電源ユニットを別途用意して搭載できるため、別売りの電源ユニットは必要になるが、5スロット厚や、水冷ユニット付属などの特殊なビデオカード以外、ほぼ全てのビデオカードに対応できそうだ。

 余談だが、「Razer Core X V2」には、Thunderbolt 5ケーブルと、電源ユニットを固定するネジが入っていた。

Razer Core X V2の付属品
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