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Switch 2で遊びながらLINEやDiscord通話も可能!「Arctis Nova Pro Omni」実機レビュー

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  • 文●ハッチ

足音も確認でき、爆発音も迫力満点

 実際にArctis Nova Pro Omniで『Battlefield 6』をプレイしてみたが、空間オーディオの機能により、足音が立体的に聞こえ、爆発音の迫力もあり、ゲーム用途としても音質は非常に良好だ。

 ただし、やはりワイヤレスヘッドセットは、競合含め遅延の問題がどうしても残るため、FPSや格闘ゲームといった音での判断も重要なeスポーツタイトルを、ガチでプレイしているユーザーにとっては、最適とは言い難い。とはいえ、ワイヤレスでも特に気にならないというカジュアルに遊んでいる人には、十分過ぎる性能だ。

 また、どうしても遅延を減らしたい場合は、別途オーディオケーブルを用意し、GameHubのLINE OUTで直接ヘッドセットを有線接続すれば、無線接続時の遅延もなくなる。LINE OUTに接続しても空間オーディオと、イコライザーも適用されているのでFPSでも活用できそうだ。

 さらに、Music Center for PCを使ってハイレゾ音源のYOASOBI「アイドル」を聴いてみたが、ハイレゾ非対応のヘッドセットと比べ、ワイヤレスながら曲のディテールが強調され、より繊細な表現が感じられた。音楽鑑賞においては、無線でラクにハイレゾ楽曲も楽しめるので、これ以上ない選択肢のひとつだろう。

 余談だが、筆者の自宅は2階建て。たまに、横着して1階の部屋からヘッドセットを付けたまま、2階のリビングに飲み物を取りに行くなどするが、競合の製品は2階に上がると接続が切れることも。自宅の2階は床暖があり、銅が入っているため無線LANの通信同様に、2.4GHz帯の電波は届きにくいためということもある。

 そのため、普段使いしているArctis Nova 5は、2階でも音は途切れないが、途切れ途切れになることがあり、やはり音は不安定になる。一方で、Arctis Nova Pro Omniは、2.4GHzで接続した場合、2階に上がっても音が途切れることもなく、今まで使ったどのヘッドセットよりも長距離での安定性も抜群だった。

より高コスパで無線ハイレゾ鑑賞が可能に!

 Arctis Nova Pro Omniは、世界初のワイヤレスでハイレゾ鑑賞を可能にした同社のフラグシップヘッドセット「Arctis Nova Elite」よりは安価にワイヤレスでハイレゾが楽しめるヘッドセットだ。

 キャリーバッグや本体の素材が変更となっているが、最大4つのデバイスの音がミックスできるなど、ゲームをプレイしながら、別のデバイスで音声チャットをするなど、複数デバイスを活用してゲームや音楽を楽しみたいと思っているユーザーには、非常に利便性の高い製品となっている。

 音質的には低音と高音のバランスが良く、音作りはArctis Nova Eliteに近いように感じたが、以前の記憶だけでの比較なので断言はできない。とはいえ、若干Arctis Nova Eliteの方が、剛性の高いカーボンファイバードライバーや2ピース真鍮製フレームを採用していることもあり、音のクリアさでは勝っているように感じた。

 そうした音の違いや、本体の質感よりは、価格を抑えたいといったユーザーには、Arctis Nova Pro Omniをオススメしたい。

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