- 文●ハッチ
『ACE COMBAT 8』も1080pで30fps以上でプレイ可能!
最後に実ゲームのプレイ中のフレームレートをCapFrameXにて測定して性能を比較したい。どのタイトルでも解像度を1920×1080ドット(1080p)、1600×900ドット(900p)、1280×720ドット(720p)の3パターンを測定して傾向を確認したい。
まずは今年の4月に配信され、いまだ根強い人気がある都市型オープンワールドRPG『NTE: Neverness to Everness』(NTE)のフレームレートをチェックしてみた。
画質は「最高画質」にし、FidelityFX Super Resolution 3(FSR 3)の設定は「画質」、フレーム生成は「オン」にして測定している。



『NTE』では全体的にROG XBOX Ally X20がROG Xbox Ally Xを上回っている。注目はFF14ベンチと同じく1% Low Averageで、ROG XBOX Ally X20がどの解像度でも、ROG Xbox Ally Xよりも高いフレームレートを維持している。垂直同期をオフにしていると、割とシーンによっては10fps前後上下していたので、ある程度余裕があるROG XBOX Ally X20は数値以上の安心感がある。
次に10月2日に発売され、Steamの評価は「非常好評」と人気が高い『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』(ACE COMBAT 8)でフレームレートをチェックしてみた。非常に映像も綺麗で、HDRにも対応しているため、OLEDを搭載しているROG XBOX Ally X20との相性も良い。



『ACE COMBAT 8』は、発売前から動作が重いとSNSで話題となっていたが、実際に割と重く画質が「Low」でも、ROG Xbox Allyは1080pで平均14.4fpsと低く、ムービーとゲーム映像の切り替えも遅く、かなりギリギリで動作している感じ。
一方で、ROG XBOX Ally X20は、全解像度でROG Xbox Ally Xよりわずかに高いフレームレートを維持している。特に720pの1% Low Averageは10fps以上の差があり、より余裕をもってゲームプレイができていることが分かる。
ゲームプレイ中の温度をサーマルカメラで計測してみた。左がROG XBOX Ally X20で、右がROG Xbox Ally X。液晶ディスプレイのある正面を見てみると、ROG XBOX Ally X20の最も温度が高い部分はディスプレイ下部で40℃前後、ROG Xbox Ally Xはインターフェース付近で42~44℃前後といったところ。
ゲームプレイ中のディスプレイの表面温度は、ROG XBOX Ally X20の方が2~3℃低く抑えられていたといったところ。上部を見てみると、中央の排気孔の部分の温度が6~7℃ほどROG XBOX Ally X20の方が低いので、排気孔が増えて冷却性能が見直されている効果が確かにあることが分かる。
そのため、冷却機構の変更は、パフォーマンスをより高く維持できていることに多少は影響していると推察できる。




デザインや機能が追加され、より完成度が向上!

「ROG XBOX Ally X20 Bundle」は、ROG 20周年記念の「ROG XBOX Ally X20」と、「ROG XREAL R1 Edition 20」に加え、ペリカンプロテクターケースなどのアクセサリーが盛りだくさんな、プレミアムな限定モデルだ。
「ROG XBOX Ally X20」は基本スペックが既存のROG Xbox Ally Xと同じものの、冷却性能の見直しなども行われ、劇的とは言えないものの性能は確実に向上し、ゲームプレイの安定性はアップしている。また、可変して8方向と4方向に最適化されるD-Padに加え、TMRスティックが採用されて操作性も良くなっている。
加えて、内部が透けて見えるボディーに、LEDの搭載されたXboxボタンなど、デザイン面もプレミアムな仕様となり、完成度が確実に向上している。ROG XREAL R1に付属されている「ROG Control Dock」はないため、「ROG XREAL R1 Edition 20」でNintendo Switch 2などのゲーム機映像は楽しめないが、PCゲームが主体のユーザーであれば「ROG XBOX Ally X20」とUSBケーブル1本で接続し、PCゲームや動画などを大画面で楽しめ、3D映像でも視聴できる。
ROG 20周年にふさわしいプレミアム仕様の製品に仕上がっているため、全部入りセットとして気になる人は、購入してみてはいかがだろうか。

コメント