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Ryzen Z2 Extreme搭載MSI「Claw A8 BZ2EM」は初めてゲーム機型PCを買う人にオススメ、その5つの理由とは

目次

ハイレゾ対応スピーカーを搭載!DTSサウンドにも対応

 「Claw A8 BZ2EM」は従来機の「Claw 8 AI+ A2VM」と同じくHi-Res(ハイレゾ)対応の2W×2Wのスピーカーを備え迫力あるサウンドでゲームが楽しめる。スピーカーは正面のD-Padと右ジョイスティックの下にあり、小型PCとしては及第点な重低音と広がりのあるサウンドが出力されていた。

 また、音量を上げた際の歪みを抑え、低音を強化し、ボーカルをよりクリアにしてくれる「DTS Audio Processing」をプリインストールし、対応するスピーカーやヘッドホンで利用できる。実際にAVIOTのWA-V1でDTSサウンドを試したところ、立体感のあるクリアで迫力のあるサウンドでゲームが楽しめた。

ストレージ速度はゲーム機型PCでは最強クラス!?

 さて、では最後に「Claw A8 BZ2EM」の性能をチェックしよう。「Claw A8 BZ2EM」の主なスペックは以下のとおり。前述したようにAMDのハンドヘルド向け最新CPU「Ryzen Z2 Extreme」を搭載。従来機である「Claw 8 AI+ A2VM」はHT(Hyperthreating)が非対応となった「Core Ultra 7 258V」を採用し、シングルスレッド性能は高かったもののマルチスレッド性能は低めだったが、今回はマルチスレッドの性能にも注目したい。

念のためCPU-Zを使ってCPUを確認。4nmプロセス製造されていることなどが分かる
メモリーは24GBとなっている
CPU-Zで内蔵GPUも確認。AMD Radeon 890Mとなっている

 ストレージはCristalDiskInfoで確認したところ、QLC NANDを採用したMicron 2500の1TB SSD「MTFDKBA1T0QGN」となっていた。サイズは一般的なType-2280、公称シーケンシャルリードは7100MB/s、シーケンシャルライトが5800MB/s。

 CrystalDiskMark 9.0.1を使って速度を計測したところ、総じて高い速度を示している。競合のシーケンシャルリードはROG Allyが4300MB/s前後、ZOTAC ZONEで5170MB/s。ONEXFLYはシーケンシャルリード7100MB/sだったのでやや負けているが、ONEXFLYのSEQ 128Kリードは5088MB/sだったので、ゲーム機型PCとしてはかなり優れた部類と言える。

  3DMarkのStorage Benchmarkでも計測してみた。こちらも2000超えとゲーム機型PCとしては、高いスコアを示している。

Wi-Fi 7ルーターと接続すれば無線も高速!

 CPU性能などを確認する前に、無線LANの性能も簡単にチェックしておきたい。「Claw A8 BZ2EM」は最新のWi-Fi 7に対応している。試しにバッファローのスタンダードなWi-Fi 7ルーター「AirStation WSR3600BE4P/NBK」に接続して通信速度を計測してみた。

 筆者は横浜市に住んでいて、自宅ではYOUテレビのNetyou光の5ギガプランに加入している。宅内のLANケーブルがおそらくCAT5eなので、その分足を引っ張っているが、有線LANでは安定して990MB/sほど出ている回線環境にある。その条件で無線LANルーターに接続して通信速度をFAST.comで計測してみた。

リンク速度は2.8Gbpsとなっていた

 通信速度は930Mbpsとかなり有線LANに近い速度が出ている。アンロード済、ロード済のレイテンシーも10ms以下になっていて、オンラインゲームも無線LANで快適にプレイできる数値に収まっている。

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