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左右対称の斬新なデザイン、玄人向きの変態ケースCOUGAR「OmnyX」実機レビュー

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  • 文●藤田 忠 編集●ハッチ

独特な構造で組み立てには若干癖あり

 「OmnyX」は置き方を選べる左右対称デザインに、サイドとトップに強化ガラスパネルを採用。標準でアドレサブルRGB LEDファンを4基搭載などといった特徴を備えながら2万円前後と、お買い得感も十分ある。

 ただ、ミドルタワー?といった感の巨大で重たいサイズや、独特な内部構造によりパーツ選びの重要性が増している点と、組み立て工程の難易度が高いと感じた。万人向けではないが、置き方を選べるという点で、刺さる人には刺さりそうといったケースだろう。

 実際に組んで感じた、「OmnyX」のアレコレを紹介していこう。

 「OmnyX」の基本スペックは、幅300mm、高さ520mm、奥行き470mmとかなり大型となっている。その割に対応ラジエーターは360mmサイズまで、ビデオカード長が380mmまでになるなど、拡張性は独特な内部レイアウトで、若干限られている感じはする。とは言え、独特なレイアウトながら組みやすさ高める構造が随所にみられる。

マザーボードを寝かせた独特な内部レイアウトだが、GeForce RTX 5090などのハイスペック構成を余裕で組み込めるスペックが備わっている
マザーボードマウンターの上にラジエータースペースが備わっている。360mmサイズに対応する
マザーボードはリアインターフェースがボトム側になる、独特な取り付け向けとなっている。各種ケーブルはケースボトムから引き出すことになる
フロント/リアには、巨大な160mmファン×2とメッシュパネルで構成。強力なエアフローを実現している
リアのアドレサブルRGB対応160mmファンは、ファンブレードが逆向きのリバースブレードタイプになっている
右サイドパネルは、全面メッシュになっている。自然な吸排気に期待できる
背面スペース。電源ユニットとストレージの取り付けスペースも兼ねているので広めだ。ケーブルの取り回しなどの作業はしやすい
電源ユニットの固定スペース。固定フレームがネジで固定されている。電源ユニットの取り付けもしやすい
2.5イントと3.5インチストレージベイ。1つのネジで固定されている
計6基のPWMファンとアドレサブルRGBをまとめて制御できるハブを標準で搭載している
ケースフロントのUSBポートは、Type-C×2、Type-A×4を装備。マザーボードのリアインターフェースへのアクセスが困難なだけに、ありがたいが多いとは言えない
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