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『ユミアのアトリエ』が4K&最高画質で70fps以上!2.5スロで小型PCが組める、Radeon RX 9070搭載ASUS「PRIME-RX9070-O16G」が激熱

小型PCを作る際は事前の組立手順が肝要

 PC自作講座ではないので細かい手順は割愛するが、小型PCならではの苦労したポイントのみ少し紹介したい。SFF規格とはいえCPUやメモリー、ストレージの取り付けは、特に通常のATXサイズのPCとなんら変わらない。

 ただ、マザーボードとケース間のスペースは極端に狭いため、接続位置によってはマザーボードをケースに入れる前にケーブルを挿しておいた方が良い場合がある。たとえば、今回だとCPU用の電源コネクタは、CPUクーラー越しだと取り付け辛い。

 CPUクーラーを後で取り付ければ問題ないが、クーラーの高さがギリギリの場合、先にクーラーを取り付けてケースが閉まるか確認する(今回筆者はそうした)人もいると思うので、そういった場合は電源ユニットには取り付けず、ケーブルのみ先にマザーボードに挿しておくのもアリだ。

後で取り付けるのが大変そうな場合は、ケーブルを先に挿しておくのも吉。CPUやケースファン、ARGBピンヘッダーなんかも取り付けてから、マザーボードを取り付けるのも良いが、ケーブルを引っ張り過ぎないように注意

 ビデオカードは直接取り付けるスペースがないので、ライザーケーブルにてケースの裏面に取り付ける。補助電源は後で付けようとすると、やはりケースとの間にスペースがなく大変なので、先にケーブルだけ取り付けて、取り回し方を考慮しておくと良い。

 また、ライザーケーブルがかなりギリギリの長さなので、取り付け手順が肝要だ。手順的には、ビデオカードに補助電源を取り付け、その後にビデオカードをケースに入れてプラケットを固定する。

補助電源ケーブルも、後で接続するのは厳しいので、ビデオカードをケースに入れる前に挿しておこう
ビデオカードにライザーケーブルを取り付けて、ケースにネジ止め
その後、プラケットをしっかり固定する

 最後にマザーボードにライザーケーブルを取り付けるが、この際マザーボードをケースに固定してからだと、ライザーケーブルがギリギリのため固定が難しい。マザーボード側をライザーケーブルに近づけ、PCI Express x16の端子を取り付けてから、マザーボードを寝かしてケースに固定するようにしよう。

 電源ユニットは、マザーボードの横に取り外し可能なブラケットがあるため、そちらに取り付けてからケースにネジ止めする。マザーボードに電源ケーブルや、ケースのインターフェースケーブルを挿す際、上下のケースファンやCPUファンにケーブルが当たらないように考慮することも大切だ。

 ケーブルはケースとケースファンの淵に沿って這わせて、束ねた先でケーブルタイなどでたわまぬように固定しておきたい。

 また、フロントパネルのコネクタは、かなり長さがギリギリでSFX-Lの電源ユニットだと、Power Switchは入るものの、Power LEDはピンが斜めになり、ちょっと不安が残った。そのため、フロントパネルコネクタの延長も行なえるアイネックスの「コネクタ簡単脱着ケーブル」を使用した。

フロントパネルコネクタは、Power SwitchとPower LEDなどがバラバラになっていることも多いが、こうしたアイテムを使うことで、長さがギリギリなケーブルの断線の心配もなくなり、ラクに取り付けられる
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