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独自UIでまさにゲーム機ライク!現行機最高クラスのスペックなROG Xbox Ally X&高コスパなROG Xbox Ally、使い勝手から性能までガッツリ検証

目次
  • 文●ハッチ

サイズは7インチ相当だが、やや厚みがある

 本体の幅は、グリップが大きい分かなり広めかと思っていたが、初期のROG Allyより若干大きいくらいで、一般的な7インチ相当だ。グリップが大きいため、机に置いた際の厚みはそこそこある。厚みの最小部も27.9mmと、ROG Ally Xの24.7mm、ROG Allyの21.22mmよりも厚みがある。

 グリップをそのまま組み込んだようなデザインは、PlayStation Portal リモートプレーヤーと同じだが、PlayStation Portal リモートプレーヤーは8インチと画面も大きいため、それと比較すると幅は狭いといった感じ。実際に持ち運ぶとなると、ROG Allyとあまり変わらないくらいの感覚で持ち運べそうだ。

ROG Ally(上)との比較。公称で幅10mm差がある、7インチとしてはやや大きめ
PlayStation Portal リモートプレーヤー(上)よりは、幅はない。ただし、PlayStation Portal リモートプレーヤーは単体では動作しない製品のため、液晶部は圧倒的に薄く529gと見た目より軽い

 そのため、サードパーティ製のスリットに入れて画面を立てられるROG AllyやSteam Deck対応を謳うドッキングステーション(ドック)では、立てられない。ASUSは本体と同時発売のアクセサリーとして「ROG Bulwark Dock DG300」の予約を行っていたが、用意した数が少なかったのか本体よりも先に、同社の公式ストア、取り扱い店舗での予約受付が即終了してしまった。

ROG Bulwark Dock DG300は直販価格2万3980円(税込)
折り畳んで蓋になるスタンドを立てて、そこに本体を置くことで画面を立てて使用できる

 記事執筆時点では、予約再開は確認できないが、従来のROG Allyシリーズと同じく、本体の化粧箱のフタの裏には、紙ベースの簡易スタンドが付属している。そのスタンドに本体を立てて、ノートPCなどで使用できるUSBハブを使えば、デスクトップPCライクに使える。

化粧箱のフタの裏に収納されているスタンド
ROG Allyのスタンド(上)は、縦長だったがコンパクトになり、より省スペースで使えるようになっている
本体付属のスタンドと一般的なUSB Type-Cのハブを使えば、デスクトップPCのように使える

 筆者も本体は予約しながらも、専用ドックの予約を忘れていたので、専用ドックは再販で入手したいと思っているユーザーは、入手できるまでは本体付属のスタンドとUSBハブを使って自宅ではデスクトップPCのように使うと良いだろう。

USBハブを使っても、もう1つUSB Type-Cが空いているため、USB Type-Cのドングル対応のイヤホンやヘッドホンも繋げられる

 さらに、ROG Xbox Ally用のアクセサリーとして、専用ケース「ROG Xbox Ally (2-in-1) Premium Case」とACアダプターのような小型サイズながら、USB Type-Aポートを2つ、HDMIポートを1つ追加できる「ROG 100W Gaming Charger Dock」も販売されている。

 ROG Xbox Ally (2-in-1) Premium Caseは、内側にメモリーカードの収納ポケットを5つ、外側に取り外し可能なACアダプターの収納ポケットを備えたケース。内側のストラップを山折りに折り畳んで、ROG Xbox Allyのスタンドにすることもできる。直販価格は7980円(税込)。

 「ROG 100W Gaming Charger Dock」は、最大約100W出力ができ、ハブにもなっているコンパクトなチャージャードック。USB Type-C 1本で接続し、急速充電をしながらディスプレイ出力(4K/60Hz、1080p/120Hz)もでき、マウスやキーボードなどの2つのUSB Type-A周辺機器も同時に接続できる。

 ちなみに本体付属のACアダプターは以下のとおり。大型のゲーミングノートPCなどに付属するACアダプターよりはコンパクトで、持ち運び易い。

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