管理アプリでは細かな設定が行なえる
MSIの管理アプリ「MSI Center M」は、従来機から多少UIが進化。以前はインストールしたゲームのアイコンと名前だけが並んでいたが、サムネイルに変わり、さらに背景は選択したゲームのビジュアルが表示されるようになった。これは、最近のAYANEOシリーズの管理アプリ「AYASpace」と同じような仕様だ。


また、以前は上部にプラットフォームのアイコンが並び、カーソルで選択すると大きなアイコンに変わる仕様だったが、今回は選択前は収納されて表示させず、「ゲームのプラットフォーム」を選択すると、アイコンが並ぶようになった。ちょっとした変更だが、ランチャー機能での背景ビジュアルが普段は映えるようになっていて、よりスタイリッシュな印象を受ける。

パフォーマンス設定は、従来「AIエンジン」、「性能重視」、「バランス重視」、「省電力重視」、「手動」の6項目あったが、「AIエンジン」、「耐久性」、「手動」のシンプルな3項目となった。デフォルトは「AIエンジン」となっていて、利用シーンに合わせてライティングやパフォーマンス、サウンド機能の設定が自動的に最適化されるという。
この手のデバイスを購入するのが初めてで、自分で設定を確認して最適化するのは面倒だという人にとっては、ある程度お任せできるので便利だ。ただ、手動でTDPを最大に設定したり、ファンの速度を最高設定で動かしたりした方が、当然ベンチマークのスコアは高くなる。
おそらく、「AIエンジン」はパフォーマンスと電力消費のバランスが良い設定に最適化する機能と思われる。また、ディープラーニングで使えば使うほど、学習して使用者に合った最適化が進むと思うので、基本はデフォルト設定で使用するのが良さそうだ。



コントローラー操作の設定は、従来とほぼ同じで「ゲームパッドモード」、「デスクトップモード」とそれぞれ細かく変更できる。「ボタンの割り当て」や「スティック」、「トリガー」の設定、「バイブレーション」の強弱、「マクロ」、「ショートカット機能」、「キャリブレーション」、「ジャイロ」の設定が変更できる。



「Claw 8 AI+ A2VM」は背面にカスタム可能なm1、m2ボタンを備えているので、そのボタンを使ったショートカット機能も確認できる。


ジョイスティック周りのLEDライティングも、色や動作を細かく変更できる。また、3つまでプロファイルを保存できる。

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